2009年5月29日金曜日

電気と冷蔵

我が家の南となりは氷屋さんで、一日一回ドドドッと水を入れる大きな音がします。

氷、製氷機、冷蔵庫、電気と発想してふと思ったのが「停電の多いプノンペンで、停電したら商売あがったりだな」などと・・・、もちろん要は冷媒液を圧縮、循環させればよいのでガソリンなりディーゼルなりのエンジンがあればよいのですが、それに気付くまで時間がかかりました(笑)

2009年5月21日木曜日

微熱で医者に

チョット微熱が出たので医者に行ってきました。海外で病気になったときは信頼度を重要視して医者を捜すことは当然ですが、さらにもらった薬をInternetなどで調べる事をお勧めします。あくまでも自己責任です。

医者でもらった薬は以下の四種類です。

・ Dafalgan 500 mg ダファルガン 解熱鎮痛薬
・ GlaxoSmithKline社 zinnat(商標) 500 mg
   セフロキシム アキセチル 抗生物質
・ Serrapeptase 5 mg セラペプテ-ス 抗炎症薬
・ Polaramine ポララミン 水薬 抗ヒスタミン薬

今回の場合はDafalganとzinnatはパスして、SerrapeptaseとPolaramineだけ飲む事にしました。

すでに平熱なのでDafalganは不要です。zinnatは通常は125 mgか250 mgを処方するそうで、500 mgは重症時の処方だそうです。まぁ、昔の日本のように副作用は差し置いて一気に叩いてしまおうという考えかもしれませんが、昨夜に微熱がでた程度で重症ではないのでこれもパスです。

Serrapeptaseは青洟がでていたので必要です。面白いのはPolaramineで、私がもらったのは水薬です。子供用に準備しているものを流用したのでしょう(笑)

2009年5月19日火曜日

ATフルード交換その後

この件を知人に聞くとカンボジアではATフルードの交換はごく普通にやられているそうです。

なにせ、10年以上経った中古車(トヨタのカムリが多い)が米国から輸入されて街中を走っています。多くの中古車がAT フルードを交換してから売られているそうです。それでも知人のカムリは大した問題もなく4年間走っていますので、オ アイ テと言う事でしょう(笑)

先日、タイミングベルトを始め三本のベルトを交換しましたが、交換して以降どうも音が妙です。知人に聞いても整備士達に聞いても正常だと言い切ります。正常でも良いからベルトを調べてくれと別の会社の整備士に依頼すると・・・ベルトの取り付けをミスっていたそうです(苦笑)

プノンペンでは最近になって店頭に新車が並ぶようになりましたが、新車のエンジン音を知っている自動車整備士は少ないのかも知れません。逆に10年以上発った日本車の整備は日本の整備士よりもプノンペンの整備士の方が上かも知れません(笑)

在留届

海外の同じ場所に3ヶ月以上滞在するときには「在留届」というものを各国の日本大使館に提出しますが、私は2ヶ月だと思い込んで今日に大使館に行って恥をかいてきました(苦笑)

この在留届をだすと、災害などが発生したときに大使館は在留届を元に調査をします。また、安全情報などを知らせてくれます。最近は新インフルエンザの情報が6回にわたって提供されました。

・・・で、先週末から咳が出るようになりました。平熱なのでインフルエンザではありません。なぜ?などと思いながら気怠い週末を過ごし、今日になって扇風機の風邪だと気付きました(苦笑)扇風機を付けっぱなしにするときには、どんなに暑くても首振りをONにするのを忘れずに(笑)いやはや、これまたお恥ずかしい。

2009年5月15日金曜日

テレビの配線

ケーブル テレビのアンテナ線が滅茶苦茶に配線されていたのでやり直しました。

写真のテレビ用アンテナ ケーブル用プラグは日本にもあるようですが、私は見た事のないタイプを使っています。
中央のプラグをケーブルにねじ込んで取り付けますが、あまりしっかり付いたという感じではありません。実際に少し強く引っ張ると簡単に抜けてしまいます。

ケーブル同士の接続は左の部品を使用しますが、こちらは両方の部品にねじ山が切っているのでしっかりと繋げます。テレビへの接続はケーブルに取り付けたプラグに右の部品を取り付けてテレビに接続します。

ケーブルとプラグは抜けやすいためか、私が見たケーブルの中にはプラグをかしめて(潰して)いるものもありました。また、水道管などの配管に使うシールテープを巻いてプラグを取り付けているものもあり、シールド線がつながっていません(笑)まぁ、信号は流れていますが・・・だれでしょうね、こんな事を教えたのは?

ちなみに、カンボジアのTV放送はフランス独自のSECAMを導入しているので、少なくとも技術移管は日本ではない・・・と思いますが(苦笑)

2009年5月14日木曜日

車に広告

プノンペンでは車に電話の広告を貼ると月$10もらえます。日よけにちょうど良いので張ってみました。

ATフルード交換

プノンペンにある車屋に他の件で修理を依頼したところ、エンジンオイルを交換した方が良いというので了承しました。

ところが実際にはエンジンオイルではなくオートマチックトランスミッションのATフルードを交換していました。しかも、Wikipediaの「オートマチックトランスミッション」にやってはいけないと書いている、純正以外のATFに交換しています。さらに、たったの一回で全交換です。

-- Wikipediaの「オートマチックトランスミッション」より ---------------------
『ATフルードの交換は、新しいフルードが古いスラッジを溶解させ詰まらせるリスクがあり、最悪の場合、トランスミッションを損傷し走行不能に陥る。自動車用品店で多走行距離の車両に交換を勧めない理由は、こうしたリスクを回避するためである。仮に長期間交換しなかった車両で交換する場合は、1回で全て入れ替えず、3回ほどに分けてフルードを交換することが多い』

カンボジアで走行不能になった時を考えるとゾッとします。

2009年5月11日月曜日

冷蔵庫 テレビ ラジオ

我が家は何度も停電していて、さらに数時間に及ぶ停電もあるので、冷蔵庫の意味がなくて食料品が匂い始めます。冷凍庫も日本のように料理をして凍らせておくような事はできず、氷を作る程度にしないと冷凍解凍を繰り返してしまう事になります。

プノンペンではケーブルTVでNHKの国際放送ワールド プレミアムを見る事ができます。

NHKワールド プレミアム
http://www2.nhk-g.co.jp/wp/index.html

2004年から2年間見続けた影響で、帰国してからもNHKを見る事が多くなりました(笑)

ラジオの国際放送(短波)を聞く事もできます。私は知人からプレゼントされたSonyのラジオICF-SW35を愛用しています。

NHKの放送時間と周波数の解説が分かりにくいので、カンボジアの時間に書き直してみました。図をクリックすると拡大表示されます。放送は日本からの放送と、シンガポール経由の放送の二つがあります。数字の単位はKHzです。

大音響による脳震とうと酩酊状態

パワーアンプと大型スピーカーが発達して、ジミー ヘンドリックスが大音響で演奏したのが評判となったた頃あたりから、無闇矢鱈と大音響のコンサートが増えました。

20年以上も昔に仕事の関係で行った大音響のコンサート後に頭がジンジンしたのを覚えています。大音響で軽い脳震とうを起こして酩酊状態になったように思います。面白い事に、一部の人はその酩酊状態になるのを楽しんでいるように見えました。麻薬に近い感覚でしょうか?

プノンペンでは毎日のように冠婚葬祭が行われていますが、多くが道路を閉鎖して会場にします。会場にはステージと共にスピーカーが設置され大音響が街角に鳴り響きます。人々は体を揺すられるほどの大音響で鳴っているスピーカーの前で飲み食いし、踊ります。これも麻薬に近い感覚でしょうか?

スピーカーの前で遊んでいる乳幼児をみると心配になります。

2009年5月10日日曜日

カンボジアへの引っ越し その4

■ 荷物の搬入
荷物はシンガポール経由でベトナムからメコン川をさかのぼりプノンペンに到着します。しかし、私の場合は到着日がクメール正月当日で、最低でも一週間は遅れます。さらに新インフルエンザ対策の影響で税関業務が止まりました(苦笑)結局、荷物が届くには1ヶ月半かかりました。通常であれば1ヶ月ぐらいだと思います。

カンボジアでの受け入れ会社はTWD Forwarders & Movers Co Ltdと言いますが、予め担当者が確認の電話をくれました。また、メールを送るとクメール正月にも関わらず10時間後に返事をくれました。

前日と当日の朝にも確認の電話がかかってきて、大変しっかりした対応をしてくれます。

荷物は幌もない普通のトラックにゆすられながら来ました。午後3時の炎天下で5人の若者が3階の部屋まで搬入をしてくれます。搬入は1時間半ほどで終わりましたが、さすがのカンボジアの若者も炎天下の搬入は大変らしく、途中で休憩が入りました(笑)なにせ先の写真にもあるように金属ラックが5セット分ぐらいありますし、CDとDVD、書籍、書類も重いです。とどめは先にも書いた大きな板で腰が砕けそうになるほど重いです。当然のことですが、彼らが帰るときにチップを弾みました。

受け取った荷物を開梱して中身を調べましたが、普通の引っ越しと変わらず届いています。中身が壊れているだろうと覚悟していたのですが、腰が抜けるほど普通に・・・です。段ボール箱のつぶれ方も普通の引っ越しと同じ程度です。私の場合には一度引っ越しに使った段ボール箱を再利用しているのですが・・・呆気にとられるほど普通です。

日本国内の引っ越しでも「おまかせパック」なんてなサービスを選ぼう物なら今回の「海外引っ越し」と同じぐらいの金額を請求されます。それで本当に「おまかせ」か?というと、まったくそんな事はなく使いもしない布団袋など必要もないような物がたくさん付いてくるだけです。

そんな国内の引っ越し屋と比べれば、エコノムーブジャパンが手配しくれた会社はとても満足できるサービスでした。

カンボジアへの引っ越し その3

■ 荷物の搬出
さて荷物の搬出ですが、荷物が少ないだけで普通の引っ越しと同じ感覚です。

私は前の引っ越し時に取っておいた段ボール箱を利用しましたが、段ボール箱の準備もしてくれるようです。こういったところも普通の引っ越し屋と同じです。輸出用の段ボール箱の段ボール紙は二層になったものが理想ですが、一層の物でも扱ってくれました。

私の場合には格段ボール箱に太いフェルトペンで連番を書いて、その番号と内容、評価額を表計算ソフトに入力しました。評価額は先ほどの保険金額を計算するための金額です。荷物と同等の物を中古あるいは新品で買えばこれくらいかな?という金額です。どんなに思い出や思い入れがあっても中古品・・・バッサリと思い切って金額を書き込んでいきます(苦笑)評価額の合計金額を元に保険代を決めて、エコノムーブジャパンの申込書に書き込みます。この金額が先ほどの八千足らずの掛け金です。

入力した表は印刷して荷物の搬出時に担当者に渡します。エコノムーブジャパンの担当者はその表を元に、段ボール箱を確認しながら、同社が使用している申請用紙に書き込んでいきます。

エコノムーブ ジャパンの用紙には独自に連番が書かれていて、その連番が書かれたシールを箱に貼っていきます。船会社や現地の受け入れ会社はこの番号を元に運搬します。エコノムーブ ジャパンの連番と私が書いた連番でダブル チェックができます。

エコノムーブジャパンのシール

搬出には2人の担当者が来てくれ、椅子やテーブルなどの大きな物は搬出担当者が厚紙やエアパッキンなどで梱包してくれます。

エアパッキンでメタルラックを梱包

荷物の一つ メタルラック

搬出用トラックにあらかじめ見積もった容量の枠線が引かれていて、その枠線内に荷物を収めれば見積もり通りの料金となります。私の場合には2mぐらいの長いものや大きな板(152 x 86 cm)などもトラックに書かれた枠線内に収まりました。

今回のトラック
青い線はこんな感じ

カンボジアへの引っ越し その2

■ 見積もり
料金は荷物の容積を元に計算されます。重さは心配無用です。容量はエコノムーブ ジャパンの担当者が来て見積もってくれます。

私が受け取った見積もりでは4立方メートルを少し超えたぐらいの大きさでした。

日本国内の引っ越しとは異なり、海外では日本の冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、電灯などは使えませんし、布団も毛布だけなので荷物の量はかなり少なくなります。ただし、一時帰国したときの事を考えて厚手の服は持って行きました。

容量の目安はエコノムーブ ジャパンのページにある「● 輸送方法、エアー便? または船便?」の項目が参考になります。

http://www.economovejapan.com/htm_jpn/nihon_kara_kaigai.html

最終的な料金はコンテナに荷物を移し替えて容量が明確になったときに始めて決まります。私の場合には午前中に荷物の搬出が終わり、その日の午後9時半頃に料金の連絡がメールで届きました。場合によっては翌日、あるいは翌々日になる事もあるようです。

料金を振り込み、その事をメールすると、2時間足らずで受領書がメールで届きました。さらに1時間足らずで「ブッキングアドバイス」というタイトルのメールが届き、手配した船の名前と航路予定、カンボジアでの輸入業者の会社名と担当者名、住所、電話番号、メールアドレスなどが書かれています。とても気持ちよく事務処理が進みます。

2009年3月中旬の価格で1 m³あたり62,000円でしたが、原油価格や通貨レート、輸送ルートなどさまざまな要因で変わるので時価と考えた方が良いのかもしれません。

また、上記の金額とは別に荷物に保険をかけます。私は掛け金が八千円足らず基本的な保険だけにしましたが、高価な物は追加で保険をかける事も出来ます。

カンボジアへの引っ越し その1

海外への引っ越し、それもカンボジアへの引っ越しという無謀な冒険(笑)をしました。

■ フォワーダー
荷物の輸出入には乙仲とかフォワーダーと呼ばれる会社を利用するようです。フォワーダーは荷物の受け取り、輸出入の事務手続き、海運あるいは空輸会社の手配、送り先国での輸出入事務手続きと配送をする会社の手配などをしてくれます。それぞれの意味と詳細はWikipediaを参照してください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/乙仲
http://ja.wikipedia.org/wiki/フォワーダー

私の場合にはエコノムーブ ジャパンという会社を利用しました。
http://www.economovejapan.com/

Webサイトの説明も十分ですし、メールの問い合わせに2時間で返事が届き、見積もりで来宅したときに引っ越しに必要な手続きを説明してくれました。

http://www.economovejapan.com/htm_jpn/nihon_kara_kaigai.html
http://www.economovejapan.com/htm_jpn/faq.htm

当初は有名宅配便会社に見積もりを依頼しましたが、来宅した人は「自分は見積もりに来ただけで、説明は担当外だ」と言って説明しません。また、メールでの対応にも返事に3日以上かかるという対応の遅さです。さらに価格がエコノムーブ ジャパンの二倍近い金額でした。

タイル床

以前に海外では掃除機に水を吸い取る能力を求められると聞いて「なぜ?」と不思議に事があります。

日本であれば多くの部屋の床は畳か木でしょうが、プノンペンではタイル張りの床が多くあります。このタイル床を掃除するのに、ザァァとバケツから水まきしてモップで拭き取ります。掃除機であれば水を手っ取り早く吸い取れそうで、一度試してみたい物です。

あとは乾かすだけですが、プノンペンでは雨期でも最高湿度が70%台なので扇風機で簡単に乾きます。梅雨や夏の湿度が九十%を超える東京や京都とは異なります。

以下の写真はタマリンドの木陰がコンクリート台のタイル床になっています。木陰とタイル床で日中でもひんやりと心地よく過ごせます。プノンペンの北部郊外にあるお寺の風景です。ちなみに、タイルの床の部屋でステレオを鳴らすと中低域から低域に書けてボンボンと耳慣れない音がします。

2009年5月6日水曜日

停電

深夜に停電しました。
昼間なら電力不足による停電は日常的にあってしばらく待つと復旧するのですが、夜が明けるまでどうしようもありません。翌朝に知人に話すと「外の電柱にブレーカーがあるので、調べてみるヨ」と言います。「エッ?屋内にもブレーカーはあるのに」と思いながらも一緒に家の外に出てみてみると電柱にブレーカーがあり・・・落ちています。
知人は日常茶飯事のようにブレーカーを上げて家の電気が戻ったのを確認しました。

このブレーカーの取り付け場所だとピンポンダッシュならぬ停電ダッシュができそうです(苦笑)

電源不良と言えば、以前にPCの電源が入らなくなったと修理依頼を受けた事があります。原因は三端子の電源プラグ内のフューズでした。
三端子プラグにはフューズを内蔵した物があります。無駄に図体が大きいのではないのです(笑)

せこい電気店

知人の女性に頼んである店に電球を買いに行ってもらったのですが、騙されて帰って来ました。

その中国系カンボジア人のお店で買った電球がわずか25日で切れてしまったのが事の発端です。切れた電球と9Wと書いている電球の箱を渡して同じ物と言ったのに、店員は同じ物だと言って13Wの電球を売りつけました。知人が箱の大きさ違うとが言うと店員は同じ物だと言い張ったそうです。さらに領収書をもとめると$1にいちいち領収書なんか書いていられないと断られたそうです。

フタには9Wと13Wと書いてある
上の箱が少し大きい

騙されているのが分かったのが翌々日で、領収書も受け取っていないので、どうしようもありません。

ウン十年前の私が子供の頃には、よく話しに聞いた悪質店舗ですが・・・(苦笑)

スコールのイメージと現実

始めてスコールにあうまでは、テレビなどの影響でスコールというと爽やかな通り雨というイメージを持っていました。しかし「間違い」です。

とんでもない量の雨が、トンモナイ勢いの風と、とんでもない数の雷と共に、その辺を引っかき回せるだけ引っかき回して去って行きます。道路はひざを超えるまで水没し、店の商品は水浸し、トイレは逆流し、犬は泳いでいます。最近のプノンペンではこんな光景が数日おきに発生しています。

2009年5月4日月曜日

鯉のぼり

昨年に引き続き、今年もプノンペンの空に鯉のぼりを上げました。
ここ数日のプノンペンはクーラーなしで過ごせています。日本で最低気温が25度以上になると熱帯夜と呼びますが、プノンペンで25度だと寒く感じます。ただし湿度は60%から75%ぐらいです。