2011年12月21日水曜日

足音が・・・

銀座中央通りで信号待ちをしていて気づいたのですが、歩行者の足音が聞こえます。

昼夜を問わず車とバイクで騒音が激しいプノンペンではありえません。
経済活動が活発だとも言えるのですが・・・(苦笑)

携帯電話代

プノンペンの携帯電話はプリペイド式です。最大の電話会社CellCardは一分8セント(約6円)で他の電話会社にも繋がります。$5のプリペイドカードを買えば、$5分の通話(約1時間)と、1ヶ月の受信ができます。
SMSは他の電話会社でも一通5セントで、他の国でも一通10セント(約8円)です。他の会社はサービスエリアが狭いことを補うために、この金額よりも安くしたプロモーションを繰り返しています。

私は月に$5ほどしか使いませんでしたが、今回帰国した直後は5,000円(約$65)を三週間で使い切りました。6月に一時帰国した時には3,000円を二週間で使い切っています。

IPV4のグローバルIP

プノンペンではMfornというプロバイダで長距離Wifiを利用してInternetに接続していました。月$29で平日は午後6時から翌朝7時まで、土日は24時間使えます。

このサービスのスゴイのは、IPV4のグローバルIPが割り振られるという点で、時間限定のサーバを立ち上げて遊べます。
ただし、停電すると・・・(笑)

プノンペンのWiFi事情

プノンペンではあちらこちらの喫茶店やレストラン、コンビニでWiFiが無料公開されています。店員にたずねるとパスワードを教えてくれますが、このパスワードはいつまでも同じです。つまり、メール程度なら店に入らなくても、近所で送受信できます。

プノンペンでは機器さえ持っていればInternetはタダようなものです。

村内放送?

ここ数年のプノンペンでは少なくなりましたが、カンボジアでは結婚式というと昼夜を問わず大騒音で音楽などが流されていました。

最初は何を言っているのかも分からず、ただただうるさいだけでした。しかし、知人によると最新歌謡曲や懐メロ、漫才、お経、説法などが流れるラジオ放送のような内容だそうです。ラジオの娯楽番組すら貴重だった内戦時代に、せめて結婚式の時だけでも隣近所に楽しんでもらおうという意図だったのかも知れません。

2011年11月25日金曜日

中国系カンボジア人とのつきあい

以下のページは中国ビジネスの注意書きですが、ここに書かれていることはプノンペンでのビジネスや人道支援などの活動にも当てはまります。

絶対に言ってはいけないこのセリフ - 産業動向 - Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111124/201866/


他の東南アジアの国々と同様にプノンペンでも中国系カンボジア人が経済の中心を担っています。

私の知っている中国系カンボジア人達は、親から中国語はもちろん、先祖の出身も教えてもらう機会がありませんでした。内戦が原因です。

それでも彼らは中国系である事を誇りに思っています。

中国系カンボジア人に限った話しではありませんが、カンボジアで活動する場合でも上記のページある「日本人だったら」は最悪の言葉です。日本との違いを理解した上で、その違いを吸収させる戦略が必要です。

「郷に入っては郷に従え」は誰しも知っている言葉でしょうが「言うは易く行うは難し」で、私も何度もしくじりました(苦笑)

カンボジア人の年齢

1985年頃より以前のカンボジア人の年齢や誕生日を信じてはいけません(笑)

カンボジア政府は住民票を作りIDカードを発行していますが、初期の住民票は自己申告で作られました。私の知っているこの年齢のカンボジア人は全員が数年若く申告しています。だれに理由をたずねても「役所など定年のある仕事に就いた時に有利」と、同じ返事が返ってきます。「だれだ、そんなこと言い始めたのは…」と言うとみんなニヤニヤしています。

ある女の子は、親が誕生日を忘れたからと言う理由で1月1日が誕生日です。カンニャはクメール語で九月という意味ですが、11月生まれを自称するカンニャがいます。

パスポートは住民票を元に発行していますので、パスポートの誕生日も同様です。

まぁ、数年ちがったからと言って大騒ぎすること自体が間違っている、と言えば間違っているのかも知れませんが(苦笑)

ゴキブリですが


我が家をうろついていたゴキブリ?です。形は明らかにゴキブリですが、模様が意外と(笑)

線香

プノンペンにも多くのお寺があり、境内は線香が漂っています。この線香が日本よりも多いように感じます。

プチュンバンというお盆のような儀式では朝の礼拝として早朝3時4時にお寺に行くのですが、さらに線香が濃く感じます。

この線香がくすぶっているところではあまり蚊がよってこないように感じます。もしかすると、この線香に殺虫効果とはいかないまでも忌避効果ぐらいはあるのでしょうか?

仏教なので蚊でも殺生は許されず、線香を使って蚊を近づけないことで殺生をせずに済ませようと言うのであれば、さすがお坊さんです(笑)

2011年11月24日木曜日

銅や銀などの細工物


カンボジアは銅や銀などを使った細工物が有名だそうで、写真の通りには数件の店が並んでいます。場所は下の地図にBlvd Samdach Sothearosと書かれた通りです。

大きな地図で見る
ツール トム ポン市場の南側や中央市場(プサー タマイ)にも数件あります。このような店ではプノンペンの郊外で作られたものを、ここに持ち込んでいるそうです。また、地元の人が利用するオルセイ市場の最上階では、装飾品を目の前で作っています。

広告メール

カンボジアの携帯電話会社で広い通信エリアを誇るCellCardは月額$5を支払うと$5分の発信はもちろん、一ヶ月の受信ができます。一年にすれば$60(約4,700円)で受信ができます。私のようにあまり電話をしない人間にはこれで十分です。

じつはこれでも比較的高い方で、他社ではさまざまな割引サービスをしているそうです。CellCardでは割引サービスをあまりしません。それどころか、「今△△を買うと○○が当たる!」などの広告メールを週に数通送りつけてきます。これがうるさいのですが、これで料金が安くなるなら…とも思います。

2011年11月21日月曜日

登山ジャケット

ツール トム ポン市場(別名ロシアン マーケット)は観光客もよく行く地元の人向け市場東側のパノラマ写真です。

市場内ではカンボジアで作られた服飾品の二級品(アウトレット)をよく見かけますが、その東にExportという店名をつけた小ぎれいな店が数軒あります。入り口が自動ドアになって店内はエアコンが効いているなど他の店とは明らかに異なります。

知人は「カンボジアで縫製された正規の品物を売っていのではないか?」と言っています。たしかに素人目で見ても商品の縫製や糸の後処理、生地の取り方や色の発色などもしっかりしていて、となりの市場内で売られている二級品よりも品質は上です。ただし、新しいデザインか?は分かりません。

写真の店では、The North FaceやJack Wolfskinの登山ジャケットなども置いてあり、日本の価格よりもお買い得です。一般的なプノンペンの店とは異なり、ここでは値引きはあまり期待できません。数着をまとめて買うと多少は安くしてくれる程度だそうです。

東京で言えば銀座通りに当たりそうなシアヌーク通りにもExportがありました。こちらはガラス張りエレベータ付きの四階建てで、一階は男物とスイス時計、二階は女物、三階は子供用とトレッキング シューズなどで、四階は喫茶店になっています。ツール トム ポン市場のビルとは少し品揃えが異なっていますが、サイズはこの店の方が多く揃っている感じです。

The North FaceやColumbiaなどのアウトレットならプノンペンで買うと、熱帯で買った冬山ジャケットとして話の種になって面白いかも知れません。確かそうなものをこのような店で買って、あとはツール トム ポン市場で自分の選眼力を試してみるのも面白いかも(笑)

2011年11月20日日曜日

婚約パレード?


結婚式で行われるパレードです。

日本で言えば婚約式の行列、とでも言えそうです。朝の7時過ぎに友人親戚などが新婦の家から少し離れた道端に集まり、行列を作ります。その先頭に新郎が立ってドラの音と共に新婦の家まで行進が始まります。

新婦の家で双方の両親が結婚を約束する結納のような儀式をして、パレードが新婦の家に入ります。新婦の家では朝食が用意され、パレードに参加した人たちに振る舞われる
・・・と言うのがカンボジアの結婚で行われる儀式初日としては一般的だそうですが、最近のプノンペンでは少々事情が変わってきました。

すくなくとも2006年頃までは新婦の家の前を走る道路を封鎖してテントを張りました。警官による道路封鎖は2日から3日ほど続き、その間に家の内外で儀式やパーティが開かれます。知人によると金持ちは一週間ぐらい道路封鎖したそうです。パーティは夜通しの大騒音でバンドが演奏するので、とんでもない近所迷惑です。それも一年に一度や二度ならいざ知らず、結婚ブームが続いているために、どうかすると毎週近所の何処かで騒音が流れ、人々は睡眠不足になります。

2009年頃になると、その騒音が夜の11時か10時ぐらいで終わるようになりました。道路封鎖も2日ほどです。


左の写真は結納の儀式で、画面の右側で双方の両親が儀式を進めているのを、左側で新郎がながめています。

新郎の前には日本で言えば露払いの少年と女の子が立ち、新郎の両側には傘持ちの青年が立っています。それぞれの服装はカンボジアの伝統的な服装で、長い布を腰に巻いて、余った布を折って足の間を通して飾りにしたものです。

2010年頃には道路封鎖は一昼夜だけ、とう方法が増え始めました。前日にテントを張って、翌朝に婚約のパレードをしてその昼には撤収しています。この間に、ケータリングサービスのテントも張って調理をしていますから、なかなかの良い手際です。

では、どこで結婚式のパーティをするかというと、日本と同様に結婚式場です。プノンペン市内のあちらこちらに結婚式場ができて、そこで行われます。当然、深夜のパーティ騒音も屋外から屋内になったので少しのパワーで十分な音量が得られ、式場から外に漏れてくる騒音も小さくなりました。

2011年になると、さらにパレードまで結婚式場でやる人たちが出始めました。じつは、その結婚式場でのパレードがここにある一連の写真です。警察に依頼して道路封鎖をしてもらい、近所に迷惑をかけるよりは良いと言う意図の他に、パレードどころか結婚式を挙げる自宅もないと言う若夫婦の住宅事情もあるようです。

さて、そうなると日本の結婚式場のように一日に何件もの結婚式、そしてパレードが式場で行われます。こんな風に・・・

上の写真では右が行列の最後尾で、左の道の奥に次の行列が見えます。下の写真がその行列の先頭です。

少々切なく思うのは私だけでしょうか?

2011年11月19日土曜日

セミ?

この虫はカエプ(Kep)駐車場のコンクリートの上で見つけました。最初は羽だけが見えたために蛾だと思いました。比較するものを置き忘れたのですが、2cmほどの大きさです。とても小さいので、あの非常ベルの大きな音が出せるとは思えません。もし、この小さな虫があの大きな音を出せるなら、今の非常ベルのデザインは考え直したほうが良い(笑)

2011年11月18日金曜日

プノンペンの牛乳

牛乳は高いです。
タイから輸入される明治の2リットル ボトルは$3.85から$4します。
オーストラリアのHarvey Fresh 1リットル パックは$1.85です。
Harvey Fresh
www.harveyfresh.com.au

非常ベル?

観光地カエプ(Kep)の民宿に到着して一息ついていると、突然この音が聞こえてきました。日本であれば非常ベル!と外に飛び出すところですが…セミの声です。

2011年11月17日木曜日

農家も海外進出?

観光地カエプと首都プノンペンをつなぐ道は、並木道がバニシングポイントまでまっすぐ延びていたり、広い水田がとおくまで広がっていたりする道です。

日本は不景気に震災、TPPなどで企業は海外進出を余儀なくされていると聞きます。

いっその事、農家も海外進出を狙ってはいかがでしょう?

こんな広々として水の豊かな土地で一年に何度も米を取るというのも一案かもしれません。

不帰を覚悟した昔の海外移住とちがい、簡単に日本と行き来できますし、米作なら自信のある人も多いのではないかと思います。

寒い冬に痛くなる関節やケガに悩んでいる人も、ここでなら一生心配無用です(笑)

2011年11月16日水曜日

また、カエプ(Kep)へ

プノンペンの南にある海岸カエプ(Kep)にまた行きました。今回はトンサイ島(ウサギ島)に渡り、ヤシの木が茂る自然の砂浜を楽しめました。
プノンペンを六時にでて安全運転の到着は十時過ぎです。この日は水祭なので多くの人が乗り合いトラックで近所の町やお寺に行きます。
知人のカンボジア人から紹介された砂浜近くのビーチハウスは満室でした。
ビーチハウスの目印は砂浜近くとサルの像です。
整備が進んだ砂浜ですが、見ての通り海に出ている人は少ないです。
やむなく隣のゲストハウス(民宿)に泊まりました。ビーチハウスは子ども向けの小さなプールとWiFiが付いて$40です。

対する隣はプールもWiFiもなしの2ベッドの部屋が$30です。当然、値段交渉して$25になりました(笑)
泊まるところが決まって、さっそくカニの買い出しです。

お値段はカニもエビも同じ1kgが30,000 riel.(約600円)です。生きたままのカニを鍋に入れて火にかけて・・・まぁ、地元の人はこれが美味しいと言いいます。

年中この調子で多くの観光客がカニやエビを大量に食べているのですから、自然への影響が心配です。
Kepの砂浜から西にあるカニ市場はタイル張りになり、いかにもリゾートっぽくなっていました。中国語や韓国語も聞こえるようになりましたが、この市場ではあまり欧州系の観光客を見かけません。カナダ人の知人にたずねると島に直行だそうです。
食料調達がすんだところで東へ移動です。砂浜を過ぎて桟橋で船をチャーターします。料金は10人から15人ぐらい乗れる船が$20です。
トンサイ島には30分ほどで到着します。
チャーターした船にはホンダの選外エンジンが二つ付いていました。
既に5年以上前になりますが、初めて行った時にはヤシの木陰にハンモックが吊ってあり、小屋が数軒あった程度でした。

いまは砂浜に寝椅子がおかれ、小屋の数も増えています。

南国の強い日差しに入道雲!
島の砂浜の西端には鍾乳石のように見える岩もあります。ちなみにKep周辺は石灰岩が多く取れます。
砂浜にはこんなカニも歩いています。
島には三時過ぎまでいたのですが、その頃に島に渡ってくる人も数多くいました。島には電気が来ていないので満月の島は格別だろうと思います。

対岸には鉄塔が建っていますので、携帯電話はアンテナのメータがフルになって繋がるので安心です。
帰りの船で遠くをみると白い建物が見えました。

船頭にたずねるとベトナムとの国境問題があった島で、ベトナムの領土となるとすぐにこの建物ができたそうです。
ビーチ近くの海岸道理にはこんな瀟洒な建物もありますが、どういう訳か無骨なトタン板で囲われています。
陸にもどって・・・

久しぶりに海に沈む夕日を見ました。
日が沈んで、砂浜近くのイタリア料理店でスパゲッティとピザを食べました。

ピザはあきらかに手作りです(笑)$16でおいしかったですが、私は味オンチなので信用しないで下さい(大笑)
カンボジア人の観光客は夕食にカニを食べて、ハンモックで休んでいます。

私たちは宿泊所まで満月の夜道を散歩しました.。
早朝に散歩をしていると砂浜や道路を掃除している人たちがいます。昨夜も道路を掃除して、トラックに集めている人たちが多くいました。
じつは、カニ市場から砂浜まで海岸を走る一方通行の道があり、その終点近くで砂浜清掃を目的に寄付を求められます。

カローラ(小型車)は3,000リエル(約58円)ですが、これだけの環境を維持するためにはもっと高くてもそれだけの価値はあると思います。
何年もかかっていた砂浜東の道路整備が終わり片側二車線の中央分離帯と街灯のある立派な道ができていました。
海岸も出来たてのビーチハウスが並んで、いかにもリゾート言う感じです。
日本の観光地にありがちなカニの像もあります(笑)
カニの像の海側はいかにも南国、と言った作りになっています。

以前はプノンペンからカエプに行くには西から入るのがメインで、東からの道はあまり整備されていませんでした。今後は東からの道がメインになりそうです。








コーラ6本の価格

見知らぬ土地で食事をする時に気になるのが飲み水です。ボトル入りの飲料水は日本でも時々回収さわぎがありますので少し不安です。その意味ではコーラはあまり聞いた事がありません。まぁ、色が付いているので分かりにくいというのはありますが(笑)

写真は近所の店で買ったカンボジアの工場で詰められたコーラで、6本が$5と2,800リエル(約440円)です。最近になって800リエル(約15円)値上がりしたのですが、それでも一本当たり74円です。

工場で使われている機械などは同じだろうと思います。そうなると、この違いは人件費と税金でしょうか?

2011年11月15日火曜日

まねき女神

写真はCSTC印刷部の事務所に置かれている女神様で、客を呼び込むと信じられています。それぞれの手が招き猫のように見えるのは私だけでしょうか?(笑)

ラジオの混信

10月30日からNHKの国際ラジオ放送の周波数が変更になりました。半年に一度の変更ですが、いつも目覚ましに聞いている11,665KHzの混信が多くなるのが悩ましいところです。

2011年11月4日金曜日

土地家屋に課税

今年から土地家屋に対する課税が始まりました。この税収で外国からの支援に対する依存度が軽減されるかも知れません。

プノンペン市の地区を管轄する税務署を見に行きました。税金の申告をする方も受ける方も初めてなので、双方が苦労しているようです。税務署内なので撮影は控えましたが、日本の税務署と似たような光景です。長机を挟んで署員と申請人が並び、近くに順番待ちの行列ができています。日本とちがうのは署員の肩章付き制服とその場で納税する点です。

税務署の外なら大丈夫だろうと、税務署ビルの四階から南をパノラマで撮影しました。税務署の裏は畑に近い湿地ですが、これもやがては埋められて宅地などになり、納税の対象になるのだろうと思います。
明治大正時代の東京にあった河川や沼、海岸もこのように埋められていったのでしょうか?

2011年10月28日金曜日

また陸橋

モニボン橋手前の陸橋に気をよくしたのか、さらにもう一つ陸橋の工事が始まりました。場所はプノンペン大学の西南にある交差点です。プノンペン市から空港に向かって東西に走る道路は、この交差点でいつも渋滞しています。

カンボジアの産業発展のためには、この種の基盤整備は必須です。日本からも道路や港、発電所、浄水所などさまざまな金銭的支援と技術移管がされています。日本を始め外国から伝えられた技術をどこまでカンボジアの人々が学んだか・・・カンボジア人の力が問われる時が来たようです。

2011年10月22日土曜日

JICAの治水工事

今日のプノンペンは朝から雨です。

昨日と一昨日の夜に猛烈な雨が降りました。暴風雨の音ではなく、大量の水が地面や建物を叩き轟音を立てました。たとえて言うなら、メコンの大河の水が余さず降ってきたような豪雨が何時間も続きました。

昨年はあちらこちらで冠水がありCSTCも被害に遭いました。しかし、今年はちがうようです。CSTCはもちろん例年なら短時間の豪雨でも冠水する場所が冠水していません。

冠水しない理由には色々とあると思いますが、私はJICAの治水工事が成功したのではないかと思っています。JICAは数年前から昨年まで下水をメコン川に排水する工事、例えば「プノンペン市洪水防御・排水改善計画(フェーズ2)」をしていました。

http://gwweb.jica.go.jp/km/ProjectView.nsf/ce8687ac31e17b1549256bf300087d05/571b41c9d4be403a492577ea007a0fad?OpenDocument

本当のところはいざ知らず、少なくともJICAの洪水防御排水改善工事があり、その完成後に冠水が改善されたのは事実です。JICAはこの事を大々的に世界に誇って良いと思います。欧米の国々ならセンセーショナルに各マスコミが報道するでしょうが・・・


上記の記事を書いた後のNHKの報道によりますと、日本からの支援でバンコック南部に建設した排水施設が思うような成果を出せなかったそうです。
バンコク 地形影響し排水難航 NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111103/k10013695191000.html

2011年10月17日月曜日

カンボジア人のパスポート

カンボジア人がパスポートを取る時には住民票と$139(パスポート$135 + 写真代金$4)が必要です。写真は事務所で撮影します。パスポートは1ヶ月から1ヶ月半で出来上がりますが、追加料金を払うと優先扱いで発行され、支払った金額に応じて発行までの時間が短くなるそうす。

カンボジアでは子供のパスポートは親のパスポートに付属させる方法が一般的だそうです。この場合には、写真3枚、出生証明書(事務所でコピーをとった後返却)、$20が必要です。子供の写真は自分で撮影したものが使えます。

2011年10月13日木曜日

水祭中止?

フンセン首相が今年の水祭を中止すると発表した・・・と知人から聞きました。

日本ではタイの洪水が報道されていますが、カンボジアでもあちらこちらで冠水していることは以前にも書きました。洪水で苦しんでいる時に「水祭」というのはお門違いだし、そのお金を被災した人に使おうという主旨だそうです。こう言う素早い判断も国民の中でフンセン氏の人気が高い理由の一つでしょうか?

2011年10月12日水曜日

アリ対策

プノンペンではビルの七階でもアリが侵入してきますので、食べ物を保管するにはそれなりの工夫が必要です。

一番開け閉めが楽な場所は冷蔵庫ですが、停電すると開け閉めができなくなります。うっかり開けると庫内の温度が上がって、全ての食べ物がダメになりかねませんが、停電は日常的に発生します。
数年前からプノンペンでも密閉式のプラスチックのコンテナが売られるようになりました。アリは防げますが、少将開け閉めが面倒です。また、生ゴミを入れるのは気が引けます。

生ゴミを入れるのに意外と有効なのがアイスクリームのプラスチック容器です。一人か二人暮らしの料理ででる程度の生ゴミなら入ります。また、ある意味衛生的とも言えます。アイスクリーム好きの人なら使い捨てにできます。洗って使い回す場合には、なにせ容器が小さいのでイヤでもこまめに中身を捨てて洗わないと…(笑)

ドルとリエルのレート

Foreign Trade Bankでみた2011年10月12日の交換レートです。
4,107 riel
4,098 riel
差額は91 rielです。以前に書いた6 rielは手違いだったのでしょうか?(苦笑)銀行内なので写真が撮れなかったのが残念です。
ガソリンも大手のガソリンスタンドで二日間だけ200 rielも下がったことがあります。あとで店員に聞くとニヤッとしていました(笑)

2011年10月11日火曜日

プノンペンの街角


プノンペンの街角です。
ヤシの木と交通渋滞、その向こうにビル建設のクレーンが見えます。

2011年10月7日金曜日

古いドル紙幣

カンボジアでは古くヨレヨレになった米ドルも使われています。銀行から引き出した米ドルも安心できません。
本来であれば何らかの方法で新しいものに入れ替えるべきでしょうが、いつまでもちまたに残っています。だれが入れ替えるか?と言えば発行元である米国ではないか?と思うのですが・・・

2011年10月5日水曜日

ミニスカートに8cmハイヒール

2006年までは短いスカートを履いている女性はいなくて、まれにショートパンツ(ホットパンツ)の上にミニスカートをはいている女性がいる程度でした。

その頃の女性は太くしっかりした働き者の足でしたが、わずか5年でプノンペンのティーンズの足が細く長くなりました。日本でも大根足などと揶揄された女性の足は細く長く美しくなりましたが、十年か二十年はかかったと思います。

細く長い足に自信を持つようになったのでしょうか、彼女達はミニスカートに8cmハイヒールでプノンペンの中心街を闊歩しています。そんなティーンズの長く細い足と自分の足を見比べて、20代後半の女性はため息をついていました。

パジャマ姿で

中国でオリンピックが開催される2008年にラジオで聞いたのですが、着心地が良いと言う理由でパジャマ姿で出歩くことが中国で流行り問題になったそうです。

プノンペンでも少なくとも2006年までは街角でパジャマ姿の女性を見ました。それも頻繁にです。しかし、いまでは見られなくなりました。親戚の女の子は22歳ですが、玄関を開けるのですらパジャマ姿を恥ずかしがるようになりました。

相変わらずのガソリン価格

プノンペンでは相変わらずガソリンの価格が乱高下しています。5,050リエルになったかと思ったら二日後には5,200リエルになったこともありました。

最近のプノンペンでの最高値は5,350リエルですが、シェムリアップでは5,400リエルでした。シェムリアップはプノンペンよりもメコン川の川上にありガソリンは川船で運ばれていることが原因かも知れません。

写真は交通量の多い交差点の斜め向かい同士にあるガソリンスタンドの価格ボードです。50リエル高いところではくじ引き付きです(笑)

2011年10月3日月曜日

屋外にブレーカ

プノンペンでは家屋全体に電力を供給するブレーカは家の外にあります。我が家の場合は電柱に取り付けられています。

灰色の箱が上下に二つあるのがそれで、中に各家のブレーカと電力計が入っています。

左がブレーカで、右は電力計です。ブレーカは一端子のものと二端子のものがあり、四つあるブレーカの内、左の三つが二端子、右の一つが一端子です。二端子のブレーカは完全に電力が切れるので、大きな工事を安全にできます。