プノンペン市内にある多くの道は舗装されていますが、未舗装のところも結構残っています。未舗装の通りではその住人に役所から道を舗装するか尋ねてきます。舗装したい住人が多いと人数割りでお金を出しあって舗装してもらいます。一軒ごとの工事費の割り振りは通りごとの世話人がやっているようで、金持ちは多く払うことになり・・・外国人は外国人特別料金でたくさん払います(笑)それでも一軒当たり一万円以下なので、役所からもお金が出ているのかもしれません。
お金を出して数ヶ月すると工事が始まります。以前は簡易舗装だったのですが、今では写真のように15cm程掘り下げて整地し、鉄骨をいれたコンクリートで下地を作るようになりました。・・・・なにせ南国の猛烈な太陽ですので普通のアスファルトでは溶けてしまいます。
他に街灯も同じような出資方法で取り付けてくれますが、電気代は役所が出してくれます。それまで防犯のために自前で街灯を付けていたのでこれは有り難い・・・まぁ、日本では役所が全額負担するのが当たり前ですが、受益者負担金と言うことでしょう(笑)
2010年12月31日金曜日
露天の店
散歩がてらに露天の店を撮りました。
まずは散髪屋です。日本と同じようにお店を開いているところも多いのですが、露天の散髪屋もよく見かけます。こんな風にバイク タクシーのドライバーがちょっと寄って散髪している風景を見ます。
よく見かけるのが、公衆電話の代わりの貸し電話屋です。携帯電話を借りて電話している人を見かけます。カンボジアの携帯電話はプリペイド カード方式なので、各社のプリペイド カードも置いています。
次の写真はカンボジアならではの、ガソリン スタンド。ドラム缶にガソリンを入れて売っています。ガラスビンに小分けして売っている店が多いのですが、写真は黄色く見えているガラスの筒にガソリンをポンプでくみ上げて計量して売っています。もちろん普通のガソリン スタンドもあって、コンビニが併設されているところも多いです。
次の写真は露天ではありませんが駄菓子屋です。子供だけでなく大人もよく買っています。
まずは散髪屋です。日本と同じようにお店を開いているところも多いのですが、露天の散髪屋もよく見かけます。こんな風にバイク タクシーのドライバーがちょっと寄って散髪している風景を見ます。
よく見かけるのが、公衆電話の代わりの貸し電話屋です。携帯電話を借りて電話している人を見かけます。カンボジアの携帯電話はプリペイド カード方式なので、各社のプリペイド カードも置いています。
次の写真はカンボジアならではの、ガソリン スタンド。ドラム缶にガソリンを入れて売っています。ガラスビンに小分けして売っている店が多いのですが、写真は黄色く見えているガラスの筒にガソリンをポンプでくみ上げて計量して売っています。もちろん普通のガソリン スタンドもあって、コンビニが併設されているところも多いです。
次の写真は露天ではありませんが駄菓子屋です。子供だけでなく大人もよく買っています。
製本を特別オーダー
CSTCでは印刷だけでなく写真のような製本もしています。他に箱入り本も作っています。
写真のような製本された本は日本では少なくなって来ましたね。しかも、最近は自炊と称して本を分解してコンピュータに読み込ませて、分解した残骸は捨ててしまう人もいると聞きます。
日本では製本というと印刷物をイメージしますが、製本には手書きの原稿や絵などを本にして保管するという利用方法もあります。プラスチックのバインダは好きになれないと言う人は、製本を検討してみてはいかがでしょう。
製本の費用は使用する紙の質や厚み、枚数によって値段が変わりますが、写真のような製本であれば一冊当たり$2から$4ぐらです。急ぎであれば早朝に出して夜には完成できるそうですが、普通は2日から3日、豪華なものは一週間ほどあると良いそうです。
手持ちの書類や絵などを製本して部屋に飾ってはいかがでしょう。また、既に持っている本を同じカバーに統一して書架に飾るという、欧州貴族のような贅沢も良いかもしれません(笑)
カンボジアへ旅行されるついでに製本というのも良い思い出になると思います。
写真のような製本された本は日本では少なくなって来ましたね。しかも、最近は自炊と称して本を分解してコンピュータに読み込ませて、分解した残骸は捨ててしまう人もいると聞きます。
日本では製本というと印刷物をイメージしますが、製本には手書きの原稿や絵などを本にして保管するという利用方法もあります。プラスチックのバインダは好きになれないと言う人は、製本を検討してみてはいかがでしょう。
製本の費用は使用する紙の質や厚み、枚数によって値段が変わりますが、写真のような製本であれば一冊当たり$2から$4ぐらです。急ぎであれば早朝に出して夜には完成できるそうですが、普通は2日から3日、豪華なものは一週間ほどあると良いそうです。
手持ちの書類や絵などを製本して部屋に飾ってはいかがでしょう。また、既に持っている本を同じカバーに統一して書架に飾るという、欧州貴族のような贅沢も良いかもしれません(笑)
カンボジアへ旅行されるついでに製本というのも良い思い出になると思います。
2010年12月18日土曜日
2010年12月4日土曜日
中古ミシン街
写真はプノンペンの中古ミシン街です。カンボジアは縫製で外貨を稼いでいますのでミシンは重要な飯の種です。この一角全てのお店で中古ミシンを始めボビンなどの部品、各種縫製用糸を扱っています。
置いてあるミシンはほとんど全てが20年から30年ぐらい前の日本製の職業用ミシンです。さすがに職業用ミシンは丈夫で長持ちします。価格は一台100米ドル前後です。
二枚目の写真はガシガシと水洗いしています。1970年代の大阪日本橋の電器屋街の店頭で電子基板をガシガシ水洗いしていた頃を思い出しました。
旋盤などの工具をそろえて部品加工している店もあります。三枚目の写真はミシンや鋳物製ミシン台の古い塗装を剥がして再塗装しています。
置いてあるミシンはほとんど全てが20年から30年ぐらい前の日本製の職業用ミシンです。さすがに職業用ミシンは丈夫で長持ちします。価格は一台100米ドル前後です。
二枚目の写真はガシガシと水洗いしています。1970年代の大阪日本橋の電器屋街の店頭で電子基板をガシガシ水洗いしていた頃を思い出しました。
旋盤などの工具をそろえて部品加工している店もあります。三枚目の写真はミシンや鋳物製ミシン台の古い塗装を剥がして再塗装しています。
2010年12月2日木曜日
インド料理屋
プノンペン市内には何件かのインド料理屋さんがあります。残念ながら味オンチの私には日本などで食べるインドカレーとの違いはよく分かりませんが、ヤシの実や香辛料など材料は地元の良質なものが使えるはずです。
左の写真はその中の一軒マウント エベレストです。このお店は辛さを選べますが、普通でもかなり辛いです。それはそれで美味しいのですが、「自分は日本人なのでマイルドにして」と頼むと私好みの辛さで美味しいカレーが出てきます。
もしかしてこのカレーは缶詰のココナッツミルクを使っているのでしょうか?(笑)
カレーは一品$3.50から$5.50程ですが、インドの料理ですので量は日本人の二人前から三人前ぐらいあります。もちろん、サモサやタンドリー チキン、チキン チカタなどもあります。ラシーは4種類、ナンは6種類あって、私が知っている東京や大阪、サンフランシスコのインド料理屋さんよりも少し多いような気がします。
ちなみに、このお店には日本語のメニューもあります。
左の写真はその中の一軒マウント エベレストです。このお店は辛さを選べますが、普通でもかなり辛いです。それはそれで美味しいのですが、「自分は日本人なのでマイルドにして」と頼むと私好みの辛さで美味しいカレーが出てきます。
もしかしてこのカレーは缶詰のココナッツミルクを使っているのでしょうか?(笑)
カレーは一品$3.50から$5.50程ですが、インドの料理ですので量は日本人の二人前から三人前ぐらいあります。もちろん、サモサやタンドリー チキン、チキン チカタなどもあります。ラシーは4種類、ナンは6種類あって、私が知っている東京や大阪、サンフランシスコのインド料理屋さんよりも少し多いような気がします。
ちなみに、このお店には日本語のメニューもあります。
2010年11月23日火曜日
2010年11月14日日曜日
ただ犬としか呼びようがない
2010年11月1日月曜日
プノンペンのトイレ
プノンペンには「ラッキー マーケット」というスーパーマーケットがあり、プノンペン市内だけでも数店の店舗を持っています。
プノンペンを東西に走るメインストリートの一つであるシアヌーク通りは本店があり、2005年頃に改装工事をしました。この時に店舗の改装よりもトイレの改装が先に行われました。元からあったトイレはプノンペンでは平均的なトイレでしたが、改装後はトップクラスの清潔なトイレになりました。
トイレを見てお店の善し悪しの参考にする日本人がいますが、中国人にもトイレを大切に考える風習があるのかもしれません。
そのラッキー マーケットから10分ほど歩いたところに「バイヨン ベーカリー」というパン屋さんがあります。いつも地元の人達で賑わっているので行ってみました。トイレを使わせてほしいと言って、パンを焼いている店の奥を見てみました。
そこにはテーブルの周囲に、普段着のままでサンダル履きの男性達が集まり、マスクもせずにペチャクチャ話しながらパンをこねていました。トイレはその調理場のすぐとなりでした。扉もない仕切り壁だけで、手桶に水をくんで流す水洗で、猛烈な悪臭です。
パンは買いましたが、隣近所のお土産にしました(苦笑)
プノンペンを東西に走るメインストリートの一つであるシアヌーク通りは本店があり、2005年頃に改装工事をしました。この時に店舗の改装よりもトイレの改装が先に行われました。元からあったトイレはプノンペンでは平均的なトイレでしたが、改装後はトップクラスの清潔なトイレになりました。
トイレを見てお店の善し悪しの参考にする日本人がいますが、中国人にもトイレを大切に考える風習があるのかもしれません。
そのラッキー マーケットから10分ほど歩いたところに「バイヨン ベーカリー」というパン屋さんがあります。いつも地元の人達で賑わっているので行ってみました。トイレを使わせてほしいと言って、パンを焼いている店の奥を見てみました。
そこにはテーブルの周囲に、普段着のままでサンダル履きの男性達が集まり、マスクもせずにペチャクチャ話しながらパンをこねていました。トイレはその調理場のすぐとなりでした。扉もない仕切り壁だけで、手桶に水をくんで流す水洗で、猛烈な悪臭です。
パンは買いましたが、隣近所のお土産にしました(苦笑)
2010年10月30日土曜日
ミニバス
2006年頃まではプノンペン市内を走る乗用車の多くがトヨタ カムリでした。カムリばかりが4台5台と信号待ちする風景が見られました。また、SUVは多くがトヨタ ランド クルーザーでした。最近はレクサスの乗用車やSUVが多く、ベンツの乗用車やキャデラックやハマーなどのSUVも多く走っています。
その一方でミニバス(マイクロバス)では、今も昔もベンツのエンブレムを付けたミニバス(15人乗り)をよく見かけます。ただし、ほとんどは韓国の双竜自動車(サンヨンじどうしゃ)製のイスタナ(Ssangyong ISTANA)のエンブレムをベンツに買えたものです。また、15人乗りと言っても、荷物置場を考えると9人から10人程と考えた方が良さそうです。
このミニバスはメルセデス ベンツが環太平洋向けとして計画し、双竜自動車にディーゼル エンジンを供給して製造し、Mercedes-Benz MB140(他にMB100)として販売していたものだそうです。また双竜自動車は同じ物をSsangyong ISTANAとして販売したそうで、その中古がプノンペンに輸入されています。
元がベンツと同じ物なので簡単にエンブレムや内装も交換できるわけです。とくに外国人むけ貸し切りバスはエンブレムや内装を交換しています。日本人だと同じ車でもベンツ エンブレムの方が分かりやすく、安心感を持つ人が多いかもしれません。
その一方でミニバス(マイクロバス)では、今も昔もベンツのエンブレムを付けたミニバス(15人乗り)をよく見かけます。ただし、ほとんどは韓国の双竜自動車(サンヨンじどうしゃ)製のイスタナ(Ssangyong ISTANA)のエンブレムをベンツに買えたものです。また、15人乗りと言っても、荷物置場を考えると9人から10人程と考えた方が良さそうです。
このミニバスはメルセデス ベンツが環太平洋向けとして計画し、双竜自動車にディーゼル エンジンを供給して製造し、Mercedes-Benz MB140(他にMB100)として販売していたものだそうです。また双竜自動車は同じ物をSsangyong ISTANAとして販売したそうで、その中古がプノンペンに輸入されています。
元がベンツと同じ物なので簡単にエンブレムや内装も交換できるわけです。とくに外国人むけ貸し切りバスはエンブレムや内装を交換しています。日本人だと同じ車でもベンツ エンブレムの方が分かりやすく、安心感を持つ人が多いかもしれません。
オルセイ市場
プノンペンには比較的古くからある地元の人向けの大きなマーケットとしてオルセイ市場とオリンピック市場があります。共に三階から四階ぐらいあるビルです。地震のないカンボジアだから建っているようなビルで、オルセイ市場の階段を三階から見るとこんな感じです。
ちなみに、私がこの種の市場に入る時にはカバンや小物入れは身につけません。もちろん、カメラも要注意です。
オルセイ市場の三階には結婚式などに着て行くパーティ ドレスの店がずらりと並んでいます。パノラマで撮るとこんな感じになります。
一つの店舗はこのくらいの大きさです。
スパンコールだけを扱った店もあります。
市場の従業員相手に朝食や昼食を売り歩いている人がいます。写真はオレンジのワゴンサービスです。ちなみに、私がこの種の市場に入る時にはカバンや小物入れは身につけません。もちろん、カメラも要注意です。
2010年10月27日水曜日
浸水
このところプノンペンでは雨による浸水が例年以上の広範囲に広まっています。十年以上浸水した事のない場所が浸水しています。市場や学校などがひざまで浸水しています。
湿度も高く、手元の簡易湿度計によると連日75%を超えています。2004年から2006年では2年間で一番高い湿度が75%で、それが連日続く事はありませんでした。カンボジア全土の気象観測システム構築をしていた知人によると正式な観測でも最高湿度は75%ほどだそうです。その頃からすれば連日75%を超える湿度は高いと言えそうです。もちろん、連日90%を超えることのある東京よりは乾燥していますが、生活習慣が異なります。
プノンペンでは雨が降ると必ずと言っても良いほど浸水する場所が何カ所もあります。いつもであれば雨が止むと1時間から2時間ほどで水が引き、3時間もすると道路が乾いていました。
2004年頃には舗装されている道路は、首都プノンペンでも限定的でした。しかし、現在ではほぼ全域の道路が舗装あるいは簡易舗装されています。もともとプノンペンにはフランス占領時代の下水施設があったようです。しかし、舗装が進む事で下水の処理能力が足りなくなり、日本からの援助で下水施設を建設しています。
浸水した学校や市場は翌日には水が引き始め、二日後には完全に水が引きましたので、コレラなどの感染症の心配は少ないだろうと思います。
湿度も高く、手元の簡易湿度計によると連日75%を超えています。2004年から2006年では2年間で一番高い湿度が75%で、それが連日続く事はありませんでした。カンボジア全土の気象観測システム構築をしていた知人によると正式な観測でも最高湿度は75%ほどだそうです。その頃からすれば連日75%を超える湿度は高いと言えそうです。もちろん、連日90%を超えることのある東京よりは乾燥していますが、生活習慣が異なります。
プノンペンでは雨が降ると必ずと言っても良いほど浸水する場所が何カ所もあります。いつもであれば雨が止むと1時間から2時間ほどで水が引き、3時間もすると道路が乾いていました。
2004年頃には舗装されている道路は、首都プノンペンでも限定的でした。しかし、現在ではほぼ全域の道路が舗装あるいは簡易舗装されています。もともとプノンペンにはフランス占領時代の下水施設があったようです。しかし、舗装が進む事で下水の処理能力が足りなくなり、日本からの援助で下水施設を建設しています。
浸水した学校や市場は翌日には水が引き始め、二日後には完全に水が引きましたので、コレラなどの感染症の心配は少ないだろうと思います。
2010年10月25日月曜日
売ります 貸します
プノンペンにも不景気の嵐が来ています。果敢な事で有名な韓国系企業が建設中だった一連の高層ビルも次々と建設中止に追い込まれました。
我が家から5分ほどの距離の家も「売ります、貸します」の紙があちらこちらに貼られています。知人によると「貸します」の家は「売ります」でもあるそうです。
下の写真は長年売れ残ったために、文字がにじんで読めなくなっています。
車もこんな張り紙を付けて走っているのをよく見かけます。
我が家から5分ほどの距離の家も「売ります、貸します」の紙があちらこちらに貼られています。知人によると「貸します」の家は「売ります」でもあるそうです。
下の写真は長年売れ残ったために、文字がにじんで読めなくなっています。
下の写真は2005年頃の好景気から建設が始まって、ようやく終わったかと思ったら不景気になったようです。
車もこんな張り紙を付けて走っているのをよく見かけます。
2010年10月22日金曜日
2010年10月12日火曜日
2010年10月6日水曜日
文盲
私の知人は文字が読めません。
彼はモトドップと呼ばれるバイクタクシーの運転手をして子供を養っています。しかし、モトドップの稼ぎだけでは足らず、奥さんも家政婦をして働いています。彼女は少し読めますが、難しい言葉は分からないうです。二人は子供を一人だけにして、その一人の教育に稼いだお金を注ぎ込んでいます。しかし、子供が大きくなれば教育費も大きくなります。二人は良い仕事を探していました。
ある日、彼は車の運転手の仕事を見つけましたが、運転免許を持っていません。カンボジアでは最近までバイクの運転免許がなかったため、警官は無免許運転を時々取り締まるだけで普段は黙認しています。そのおかげで彼はバイクタクシーで稼ぐ事ができたのです。
運転免許を取るには筆記試験があります。彼はこれを機に文字が読めるようになろうと思いました。お客さんの少ない時間帯に自動車学校に行って車の運転を習い、子供を寝かしつけてから奥さんに文字の読み方を教えてもらい始めました。
しかし、すでに30歳を過ぎている彼には試験に出てくるクメール語を覚える事すら難しく、ついにはあきらめました。彼は危険な夜もバイクタクシーの仕事をして稼ぐと言っているようです。
どの程度の比率かは知りませんが、カンボジアでは文盲の人を見かけます。プノンペンには午後6時頃から授業が始まる大学の夜間コースが多くありますが、小学校や中学校に行けなかった大人のための夜間学校は聞いた事がありません。いまのプノンペンではベビーブームで、増えた子供の教育だけでも大変です。ましてや、大人の教育まで手が回っていないようです。
教室はあっても教師が不足しています。
彼はモトドップと呼ばれるバイクタクシーの運転手をして子供を養っています。しかし、モトドップの稼ぎだけでは足らず、奥さんも家政婦をして働いています。彼女は少し読めますが、難しい言葉は分からないうです。二人は子供を一人だけにして、その一人の教育に稼いだお金を注ぎ込んでいます。しかし、子供が大きくなれば教育費も大きくなります。二人は良い仕事を探していました。
ある日、彼は車の運転手の仕事を見つけましたが、運転免許を持っていません。カンボジアでは最近までバイクの運転免許がなかったため、警官は無免許運転を時々取り締まるだけで普段は黙認しています。そのおかげで彼はバイクタクシーで稼ぐ事ができたのです。
運転免許を取るには筆記試験があります。彼はこれを機に文字が読めるようになろうと思いました。お客さんの少ない時間帯に自動車学校に行って車の運転を習い、子供を寝かしつけてから奥さんに文字の読み方を教えてもらい始めました。
しかし、すでに30歳を過ぎている彼には試験に出てくるクメール語を覚える事すら難しく、ついにはあきらめました。彼は危険な夜もバイクタクシーの仕事をして稼ぐと言っているようです。
どの程度の比率かは知りませんが、カンボジアでは文盲の人を見かけます。プノンペンには午後6時頃から授業が始まる大学の夜間コースが多くありますが、小学校や中学校に行けなかった大人のための夜間学校は聞いた事がありません。いまのプノンペンではベビーブームで、増えた子供の教育だけでも大変です。ましてや、大人の教育まで手が回っていないようです。
教室はあっても教師が不足しています。
2010年9月22日水曜日
2010年9月11日土曜日
2010年9月8日水曜日
ツール トン ポン市場
写真は外人観光客が行く市場の一つとして有名なツール トン ポン市場、別名ロシアン マーケットの市場内です。下の写真はまだ八時前で、まだシャッターが降りたままの店もあります。
左の写真は食堂が並んだ一角で、まだ朝食の準備中です。このような店が並んだ一角が数カ所あって、複雑に入り組んでいます。右の写真は全ての店が開いた通路で、人にぶつからないように行き来するのは難しいです。
左の写真も食堂街の一角ですが、右側の黄色い看板はネイルサロンです。左の写真で人が行き来している向こうにはヘアサロンで女性が髪を整えています。冠婚葬祭には女性は朝からヘアサロン、ネイルサロン、貸衣装屋などなどを回って準備します。
多くの観光客は東側の衣料品の区画から入って、南側のお土産区画を周り、この食堂区画を見て恐れをなして帰ります(笑)残りの区画には車やバイクの部品、工具、電機部品、文房具などが売られています。
左の写真は食堂が並んだ一角で、まだ朝食の準備中です。このような店が並んだ一角が数カ所あって、複雑に入り組んでいます。右の写真は全ての店が開いた通路で、人にぶつからないように行き来するのは難しいです。
左の写真も食堂街の一角ですが、右側の黄色い看板はネイルサロンです。左の写真で人が行き来している向こうにはヘアサロンで女性が髪を整えています。冠婚葬祭には女性は朝からヘアサロン、ネイルサロン、貸衣装屋などなどを回って準備します。
多くの観光客は東側の衣料品の区画から入って、南側のお土産区画を周り、この食堂区画を見て恐れをなして帰ります(笑)残りの区画には車やバイクの部品、工具、電機部品、文房具などが売られています。
ケプへの鉄道
カンボジアには鉄道があります。以前にも紹介しましたが、プノンペンには立派な駅があり、構内には昔の機関車が展示されています。
この鉄道はケプ(カエプ)にも向かっていますが、ほとんど廃線に近い状態でした。しかし、先の「ケプの丘」でも紹介したセメント原料を運ぶために線路を再敷設しています。これで老朽化した鉄橋の問題も解決しようという訳です。
この写真はケプとプノンペンをつなぐ道路の踏切で上の写真が北、下が南でケプに向かいます。下の写真では踏切の部分だけ古いレールが残っています。
この写真を撮った後でセメント原料を運ぶための貨物車両を積んだ大型トラックと行き違いました。行き違いの一瞬だったために写真が撮れなかったのが残念です。
この鉄道はケプ(カエプ)にも向かっていますが、ほとんど廃線に近い状態でした。しかし、先の「ケプの丘」でも紹介したセメント原料を運ぶために線路を再敷設しています。これで老朽化した鉄橋の問題も解決しようという訳です。
この写真はケプとプノンペンをつなぐ道路の踏切で上の写真が北、下が南でケプに向かいます。下の写真では踏切の部分だけ古いレールが残っています。
この写真を撮った後でセメント原料を運ぶための貨物車両を積んだ大型トラックと行き違いました。行き違いの一瞬だったために写真が撮れなかったのが残念です。
CSTC印刷教室の機材
CSTCでは縫製の他に印刷も教えています。写真手前の機械は印刷の校正印刷(試し刷り)用の機械です。向こう側に単色の印刷機が置かれています。いずれも日本の中古品でかなりの年代物で、授業ではダマシだまし使っています。
右の機械は裁断機で数センチの厚い本でもバッサリと切って隅をそろえます。左は現像機で、フィルムを元に印刷用の金属板を腐食させます。腐食したところにインクがついて紙に転写されます。現像機の向こうに見えるのは現像した金属板を洗う流しです。
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