2009年9月28日月曜日

月餅

プノンペンは中国系カンボジア人が多いので、この時期になると店先で月餅が売り出されます。

中国ではこの月餅がいろいろと社会的問題を起こしているそうですが、カンボジアではどうなんでしょうね。

ちなみに、クメール語で月餅はノム サエム プレア カエと言い「月の神に拝むお菓子」という意味だそうです。

ついでに、途中に出てくるプレアは正解遺産になったプレアビヒアのプレアと同じで、プレアビヒアは「神の大寺院」という意味です。

おまけに、アンコールワットのワットも寺院という意味ですが、ビヒアはワットよりも大きな寺院を意味するそうです。

とどめに・・・うっ、アイデア切れ(苦笑)

ワニの乗り物


写真はカンボジアで買ったワニの乗り物です。
購入してから2年ほどですが、三人の子供がよってたかって、滅茶苦茶に遊んでも壊れることなく丈夫にできています。せいぜい塗料がすこし禿げた程度です。恐らく使われている部品で輸入品はペンキだけではないかと思います。また木工技術の指導は日本人だったそうです。

有名服飾メーカがカンボジアの工場に発注していると報じられていますが、この玩具もカンボジアで良い品が作れるという証明ですね。

ちなみに、道路、電気、上下水道、港湾建築など工場に必要な基板設備はJICAを通した日本からの支援です。ここに中国や韓国が工場を造り、日本から製品を発注しています。

日本からでる価格と品質に関するきつい注文と要求に応えるために、工場主の中国や韓国の企業はカンボジア人にきつい労働を求め、しばしば労働争議になります。

カンボジア人を雇ってきつい要求をしているのは中国や韓国なので、両国に対するカンボジア人のイメージは良くありません。対する日本は基盤整備をするし、JICAのボランティアが親切に無料でいろいろと教えるし、仕事の発注はするし、で評判がいいのです。

でも、中国や韓国の企業がカンボジア人にきついこと言わざるを得ない理由を作っているのは、日本の企業で、品質と価格にうるさい日本人で・・・つまり、これを読んでいるあなたです(笑)

2009年9月16日水曜日

プノンペンのバイク

プノンペンのバイクは怖いです。こんな状態で車の前後左右を囲います。バイクの免許制度ができたのが最近なので、街を走っているバイクは無免許がほとんど、交通マナーはもちろん交通法規も知りません。日常的に信号無視や反対車線の逆走、携帯電話の片手運転などをして、散歩感覚でバイクに乗ります。

ヤシの実の植木鉢

ヤシの実の殻を使った釣り植木鉢をよく見かけます。結構いい感じです。

レバノン料理

まだ利用したことはないのですが、プノンペンにはレバノン料理の店があります。

2009年9月13日日曜日


この写真はお寺の内部ですが、やたらと柱が並んでいます。地震のないカンボジアでは建築技術も発展せず、また伝わらずにいるのかも知れません。

日本のODAでカンボジアに来ている建設会社の社員がアンコールワットを指して「確かに美しいけど不公平だ」とこぼしていました。アンコールワットは地震がないからこそ残っているので、地震があればひとたまりもなく倒壊してしまうような建築技術だそうです。

2009年9月9日水曜日

ヤシの実

ヤシの実を自分で割ってみました。繊維の層は半分ぐらいの厚みがあります。

ナガバビカクシダの新芽

日本だと植物園の温室でよく見るナガバビカクシダの新芽です。
中央にあるハートを逆さにした形の歯が新芽です。

2009年9月7日月曜日

プノンペンの猿

プノンペンにはワットプノンという小山とお寺があります。この山寺の周辺は林になっていて猿が住んでいます。


この猿がくせ者でよくある人と猿の問題の他に、電線を引きちぎったり噛みちぎったりします。写真でも電線が垂れ下がっていますが、小猿が電線をつたわって遊んでいました。当然周囲は停電していて、喫茶店の店員があきらめ顔に眺めていました。

市役所も元々住んでいた猿を遠方の森に移すなどの対策をしているそうですが、簡単には捕まらず苦慮しているそうです。

2009年9月1日火曜日

24℃を記録

私の簡易温度計が昨日の夕方に24℃を記録しました。カンボジアで気象観測システムを構築していた日本人による2年間の観測では25℃が最低だったそうです。私自身が簡易に観測した2年間の最低気温も同じ25℃でした。プノンペンでの24℃は異常低温かも知れません。

ダウンバースト

今の時期のプノンペンではスコール(集中豪雨)がよく発生します。特にここ数日は毎日午後に来ます。遠雷が響き、よろけるほどの強い風が一気に吹き抜け、一息置いて猛烈な暴風雨になります。雷鳴も近くなり落ちることもあります。

気象観測システムを構築している人の話ではダウンバーストであろうとのことです。確かに雷、猛烈な下降気流、その後の豪雨とダウンバーストの解説に出てくる内容が当てはまりそうです。

パジャマ姿でお出かけ

プノンペンでは、パジャマ姿で近所を出歩くカンボジア女性をよく見かけます。小さな少女から中年女性まで年齢はさまざまです。どうかすると近所だけでなく、プノンペンで一番のファッションビルでもうろうろしています。

お寺と火事

カンボジアのお寺は障害者や火事で焼け出された人に住み処や食事を提供しているそうです。私の知人も隣家からの延焼にあって、しばらくお寺に住んでいました。

見舞いに行ったのですが、案外とケロッと平気そうな顔をしています。一緒に行ったカンボジア人も「やられちゃったね」と笑っています。

彼は借り家住まいで、大した持ち物も持っていないので、焼けても失うものは少なかったようです。また、住み処もお寺に行けば当座はしのげるし、知人や親戚からお見舞いの金品や食料などが集まるようです。
持たざる人の優位点というところでしょうか。

プチュンバン

9月にはプチュンバンというお盆のような祭事があります。

国の祝日としては18日から20日までですが、8月の半ば頃からみんなそわそわし始めます。プチュンバンには何度もお寺参りをするのですが、その内の一度は午前3時にお参りします。お寺にお参りをして、ご飯を小さなかたまりにしてお寺のあちらこちらに置きます。成仏できなかった人(日本で言う餓鬼に近いものかも知れません)に施しをするという意味のようです。

問題はこのご飯で、次々と置くものですから乗り切らずにあちこちに落ちます。暗くて下が見えないので落ちたご飯を踏みつけ、ぬるぬるになってしまいます。掃除はしていると思うのですが、据えた匂いがあたりを漂います。