2009年4月29日水曜日

パスポートのコピー

外務省の海外安全ホームページに以下のような記述があります。

『出発前に旅券のコピー(できればカラー)を取り、原本は必ず宿泊先等安全な場所に保管する』
2002年1月の海外安全情報
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/monthly_release/200201.html

少なくともプノンペンではコピーのパスポートでも身元確認などに結構役に立ちます。

2009年4月28日火曜日

ガソリン価格

プノンペンのガソリンの価格表です。表示はカンボジアの通貨リエルで、$1が4,200リエルぐらいです。

カンボジアのVISA

カンボジアに入国するときのVISAには観光VISA($20)と普通VISA(ビジネスVISA $25)があり、それぞれ有効期間は一ヶ月です。長期滞在する場合には一年のVISAがあります。これを申請するには一旦空港などで普通VISAを申請して、後でプノンペン空港北側にある入出国管理事務所にいき一年のVISAを申し込みます。ただし、$285します。まぁ、税金のようなものでしょうか?日本や米国だと自国民と結婚した外国人向けのVISAや永住権がありますが、カンボジアではまだ準備できていないようです。

VISAは空港で取得できますし、ベトナムから陸路で入国しても同様です。プノンペン空港では人の後に付いて歩くとVISA申請の受付です。多くの職員が事務をしていますので、すぐに分かるでしょう。陸路では高速道路の料金所のようなところでしますが、狭いところに5人ぐらいの人が詰め込み状態で仕事をしています。

窓口で尋ねるとVISAの申請用紙がもらえて、それに書き込んで申し込みます。申請には写真も必要ですが、$1を支払うと考慮してくれます。

ベトナム国境にて

プノンペンから国道1号線を通ってベトナム国境まで行ってきました。

2004年11月にも今回の逆の経路でベトナムのホーチミンからカンボジアのプノンペンに陸路で国境を越えた事があります。その時には入出国事務所が工事中でした。

陸の国境としてはシアトルからバンクーバーに行った事があります。米国とカナダの間は入出国手続きがかなり簡略されていて、レンタカーでも簡単に行き来できます。しかし、ベトナムの入出国手続きはそうは行きませんでした。

カンボジアの出国手続きは、高速道路の料金所のようなところで申し込めば簡単にすみます。一緒に行ったカンボジアの知人も同様でした。

以下の写真はカンボジアの入出国事務所を国境側から撮影した物で、カンボジアの職員の許可を得て撮影しました。次は、ベトナム側です。

空港では日本や米国などと同じ感じのベトナムも、陸路による入出国手続きはかなり違います。実は2004年の時もそうでした。

まずは、自分の車でもベトナムに乗っていく事は出来ませんでした。カンボジア ナンバーの定期バスやトラックなどが行き来しているので、予め何らかの手続きさえ済ませれば行けるでしょうが・・・。

次に、ベトナムの入出国事務所で入国申請するにも申請用紙が見あたりません。

入国審査をしていると思わしき場所はあり、数は少ないながらも空港で見かける設備と審査官がいます。しかし、旅行者はだれも列並んで待っていません。たくさんの人が審査官が座っている受付の周囲を取り囲んでいてワイワイ ガヤガヤやっています。とても質問できるような状態ではありませんし、他に質問できそうな職員も見あたりません。

うろうろしていると怪しい男性が声をかけてきて、申請用紙を私に見せます。「それはどこにあるのだ」と尋ねると、入出国事務所内にあるカフェのようなところに連れて行かれました。彼は知人にパスポートを要求し、申込用紙の束から一枚をはぎ取り、パスポートを見ながら書き込み始めます。私は自分で用紙をはぎ取って書き込み始めたのですが、彼は私の用紙を横取りして記入に職業など必要な質問もせずに適当に書き込んでしまいました。

書き込みが終わると料金を要求します。おそらく代書屋のつもりなのでしょう。料金は知人が払ったのでいくらか分かりません。

金を受け取ると、その男は人が群がっている審査官のところに行き、人の群れに突入してかき分け窓口にたどり着くとパスポートと申込用紙を渡します。しばらくすると、手続きが終わったパスポートを渡されます。これで入国手続きは終わりのようです。

ベトナムの出国手続きがまた一悶着ありました。入国審査と同様にだれも並んで待っていません。二人ほどしか見あたらない審査官のディスク周辺に群がり、審査官の手元やPCの画面をのぞき込んでいます。

今回は出国なので用紙の記入は不要であろうと、私もその人の群れに突入してみました。PCの画面を見る事はできませんが、審査官の手元が見えます。後から来たカンボジアのパスポートを持った二人連れが、審査官の手元に何やら紙をはさんだパスポートを置きました。しばらくするとそのパスポートが処理されて渡され、その二人は出て行きました。私もパスポートを手元に置こうとすると、ベトナム人と思わしき人がそれを止めて正面に並ぶように指さします。理由は良くわかりませんが、私はダメなようです。

やむなく正面突破を試みる事にしました(笑)私は日本人としては平均的な身長で、ベトナム人やカンボジア人よりは少し背が高いので少しだけ目立ちます。手元ばかり見ていた審査官も正面に立った私に気付き、窓口に差し出している日本のパスポートを見ました。

私を見て以降、どうも審査官の手元の動きが速くなったような気がします。また、後ろに立って手元を覗いている人々を正面に戻るように追い払い始めました。少ししてから山積みになったパスポートの処理を止めて私のパスポートの処理を始めました。

それまで待っていた人達は何も言いませんが、何やら悪い事をしたような気になります。

ベトナムの空港でも、メコン川を下ってベトナム入国したときも違和感なく手続き出来ました。しかし、2004年に陸路で来たときも今回と同じ状況でした。言葉が分からないのでうかつな事は言えませんが、陸路のベトナム入出国手続きは異様に見えます。

コンパクト蛍光灯

コンパクト蛍光灯を購入しました。フィリップス製が$5にたいして、私が買った物は$1で箱には製造国すら書かれていません。案の定、購入して26日、使い始めて25日で切れてしまいました(笑)

チョット気になったのが写真にある電球ソケットで、欧米でもこのソケットをみます。Wikipediaによるとこの電球ソケットの規格はエジソン ベースと呼ばれるようです。

白熱電球 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/白熱電球#.E3.82.BD.E3.82.B1.E3.83.83.E3.83.88.E3.81.AE.E4.BE.8B

一方で、Wikipediaには松下幸之助がソケットを発明したかのような記述があります。
 『簡単に電球の取り外しが可能な電球ソケットを考案』
同じ文章に以下のような記述もあります。
 『コンセント・スイッチ付き二股電球ソケット『1号国民ソケット』を考案』

松下幸之助 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/松下幸之助#.E6.9D.A5.E6.AD.B4.E3.83.BB.E4.BA.BA.E7.89.A9

そこで、松下幸之助の本家とも言えるPHPのサイトを見ると「伝説」であるとして否定しています。
 『この「伝説」は、既に何人かの人が指摘しているように、史実とは言いがた』

PHP総合研究所|研究員コラム -坂本 慎一 (松下幸之助研究・日本経済思想史)-
http://research.php.co.jp/column/s_07/thinker/053.html

2009年4月26日日曜日

UPS

クメール正月が明けて商店だけでなく企業も本格的に動き始めたかなと思ったとたんに、プノンペン名物の「停電さん」がご来宅でした(苦笑)はやくUPSを買わないと酷い目に遭いそうです。

・・・と言う事でUPSを買いました。箱が半分つぶれたような状態なので、何処かの展示現品かキャンセル品だと思います。USB端子どころかシリアルポートも付いていません。
UPSはPower Treeと言う米国の会社の製品S650Lという事になっていますが、製造は中国で営業拠点も東南アジアのようです。

自動シャットダウンは使わないし、公称値650VAの物が$35だったので良しとしましょう(笑)

UPSにフィルタを兼ねた電圧変換器を付けて利用する予定です。問題はアースでどのように取ったものやら、色々と考えています。一番嫌なのがノートPCです。ACアダプタの端子が二つなのでこれのアースの処理を間違えると本体がピリッと来ます(笑)

2009年4月21日火曜日

カンボジアのATM

カンボジアの銀行がATMを導入し始めています。銀行カード発行の手続きを済ませてカードを手に入れました。さっそく試してみると残高照会と$100や$200などの予め決まった単位で引き出しが出来るようになっています。試していませんが、リエルも扱えるようになっています。本人の認証は6桁の番号か指紋のいずれかになっています。

$200以上の出金や入金が出来るのかなど何が出来るのか試したいのですが、画面を眺めていると警備員がATM室内に入ってきて色々と指示をしたがります。本人は親切心でやっているので悩ましいです(笑)

このATMで「オッ」と思ったのがドル紙幣です。新札ではありませんが、それに近い綺麗なお札が出てきます。ATMで扱える紙幣が限られているという事でしょうが、市場に流れているドル紙幣が改善されるかも知れません。

2008年頃までは窓口でドル紙幣を受け取ると、その場で一枚一枚確認していました。破れているものや、極端に古い紙幣などは市場で受け取ってもらえないので、その場で交換してもらいました。

銀行カードの他にVISAなどのデビットカードも発行されています。クレジットカードの発行はまだ限られているようですが、なんだかんだと言いながらもカンボジアの経済が復興している印でしょう。