2011年1月13日木曜日

コダッ(ク) ビーチ

プノンペンから車で小一時間ほどの場所にビーチがあります。

ビーチというと海をイメージしますが、ここはメコン川の中州にあるビーチです。中州はコダッ(ク)と呼ばれていて人が定住していますが橋はありません。コダッ(ク)との行き来にはボートやフェリーを利用します。フェリーはいくつかあるらしく、行きと帰りで別のフェリーを利用しました。
左の写真は小さい方のフェリーで白いウシが二頭乗っているのが分かるでしょうか?

このフェリーに小型乗用車をのせると$2ですが、たぶん外国人価格だと思います(笑)コダッ(ク)に着くとこんな感じでのんびりと下船します。
フェリーの船着き場からビーチまでは車で10分ほどで、ビーチの入場料は3000Riel(60円ほど)ビーチには竹や木を編んだ物を敷いて四輪駆動車でなくても海岸までたどり着けるようになっています。
ビーチに着くと$2ほどで小屋を借りて一日中のんびりできます。
メコン川なので泳ぐのに適しているかは不明です。中国、タイ、ラオスを通った時に下水などの生活用水や農薬の入った農業用水、化学薬品の入った工業用水が流れて込んでいると思います。それがどれだけ希釈されているかが分からないので、私は用心して泳ぎませんでした。近くで欧州人が泳いでいましたが、夜にはトイレから出られなくなったのではないかと・・・(笑)


ちなみに、帰りに利用した大きなフェリーの運賃は小型乗用車が$1.5でした。
帰りのフェリーの航路では、テレビなどでよく見る船に乗った漁師が魚を捕っていました。

一時間足らずの場所にビーチでのんびりできるところがある…やはり南国ですね。

2011年1月8日土曜日

沼地 湿地

Google Mapの航空写真でプノンペン市内中心部を見ると緑が残っている場所がたくさんありますが、その多くは沼地や湿地です。しかし、沼の周囲は完全に建物で囲まれているために、普通に道を行き来して沼が見える所は限られています。

この写真はそんな建物で囲まれた沼の一つで、高床式の家が沼地に建っています。

プノンペン南東部ではこのような沼地の周囲に道を兼ねた堤防が作られ、建設中の道路に沿って高床式の家が建てられました。沼地が徐々に干上がって雨期だけ浸水するようになり、堤防道路が完成すると雨期も浸水しなくなり、高床式の家が普通の家になりました。

プノンペン市内を走る主な道路は周囲よりも高い場所にあります。また、プノンペン市内には地域名としてボントラバエッ(ク)とボンケンコンなどがあり、このボン(バン)は沼という意味です。実際にボントラバエッ(ク)にある高校や大学内には沼の名残のような湿地があり、雨期には水かさが増して沼のようになります。