2010年5月29日土曜日

お盆

プノンペンではバナナを置いて暫くすると必ずアリがよってきます。10階建てのビルの10階でも上がってきます。その蟻除けに有効なのがこのお盆です。
周囲の溝に水を入れておくとアリがよってきません。水は一杯にしても一日で乾いてしまいますので、水の補給を忘れるとアリの餌食になります(笑)

ただ・・・これは日本で買って持ってきたものです。どういう訳かプノンペンでこう言うものを見かけた事がありません。何処かにあると思うのですが、亀の子たわしと同様に見つかりません。

手桶

カンボジアで水洗のトイレに入ると、良くお目にかかるのがこのプラスチックの手桶です。

右手にこれを持って、水をくんでお尻に持っていき、左手でお尻を洗います。右手は食事に使うので、左右の手を使い分ける事で衛生状態を守ろうという訳です。左手は不浄の手と言われる理由が良くわかります。洗った後はハンカチで拭きますので、カンボジアでハンカチは必須です。

ちなみにホテルなどではお尻を洗うための小さなシャワーヘッドが付いたホースが便器の隣にあります。

当然のことながらトイレットペーパーで拭くよりはきれいになります。日本ではシャワー式トイレが広まっていますが、水でお尻を洗うという意味ではカンボジアの普及率の方が上でしょう(笑)

知人の医者が、時々は自分のお尻に手をやって、痔になっていないかを調べることを薦めていました。日本でも試してみてはいかがでしょう?(大笑)

2010年5月25日火曜日

道路占拠

隣国タイでは首都バンコックが深刻な政治問題で道路占拠されましたが、カンボジアの首都プノンペンでは相変わらず冠婚葬祭で道路占拠が続いています(笑)

この写真の場合だと、二つの結婚式が同時にあって、四辻の一つが式場で閉鎖、もう一つが調理場で閉鎖、さらに一つが式場で道路の半分が占拠されています。
それぞれの式場から大音響でお坊さんの読経とパーティーの演奏が昼夜関係なく流されます。会場内にいれば聴覚異常を起こしますので、結婚式に参加する外国人は耳栓が必須です。数年前は朝の5時から深夜12時すぎまで流していました。しかし、私の住居周辺では外国人が多く住んでいて苦情が続いたためか、最近は朝の6時頃から夜の10時頃までです(笑)

2010年5月21日金曜日

島がお勧め

ここしばらくのプノンペンは雨が降っていません。しかし、先週末に行ったカエプ市からの帰りに何度もスコールにあい、前方が全く見えなくなって車を止めた事も二度ありました。カエプまでは、日本の小型車でガソリンタンクを満タンにして行って帰ってこれる距離ですが、雨はプノンペンをよけて通っているのでしょうか?(笑)

カンボジアで有名な海岸と言えばカエプ市の他にシアヌーク ビル市(コンポンサムとも言われます)があります。外人向けのホテルやカジノなどもあり、飛行場もあります。2006年頃までの飛行場は荒れていたのですが、今では観光化の一環として整備が進められています。アンコールワットのあるシアヌークビルと首都プノンペン、そしてこのシアヌーク ビルの三カ所を飛行機でつなごうと言う皮算用です(笑)

一方で、シアヌーク ビルには日本からの支援で建築された国際貿易港という一面もあります。さらに、この貿易港を元に工業団地の工事も進んでいます。

その影響でしょうか、最近はシアヌーク ビルの海岸よりも東のレアム国立公園近くの海岸や、近くの島に行って遊ぶ人が多くなっています。ケブにしてもシアヌーク ビルにしても、カンボジアでは 島がお勧め なようです。

2010年5月19日水曜日

帰国後の住まい

住まいを処分して海外で暮らし、帰国する時に問題となるのが帰国後の住まいです。

私が2006年に帰国した時はUR都市機構を利用しました。インターネットで空き家を探して申し込みできます。

UR都市機構 街にルネッサンス 独立行政法人都市再生機構
http://www.ur-net.go.jp/

申し込みが済むと、申し込んだ部屋の住所や部屋番号と共に申し込み終了のメールが届きます。

UR都市機構の入居には引っ越し前の住所を証明するものが必要で、現地の日本大使館で発行してもらいます。

帰国後に一時的にホテルなどに泊まり、UR都市機構の事務を済ませて鍵を受け取ります。私の場合は10日たらずで入居できました。
・・・と、言うのが順調にいった場合です(苦笑)

私の場合は横浜にあるUR都市機構の女性職員が私の了解もなしに、私の予約をキャンセルしてしまいました。

しかも、私を彼女の事務所がある横浜まで来いと呼びつけ、ろくな謝罪もなく「特別に他の部屋を探してやったらからそれから選べ」と命令調に言います。あまりにも横柄な態度に怒っても、後ろの方に座っている直属の上司すら謝罪に来ず、知らぬ顔を決め込んでいます。

UR都市機構のUR横浜営業センターが管理する神奈川県内の部屋の申し込みは避けた方が良いかもしれません。

修理

カンボジアの物価が安いと良く言われますが、電気製品などの工業製品やスーパーマーケットに売られているものはそんなに安くありません。たとえば、レギュラーのガソリンはプノンペン市内で4,400リエル(日本円で百円少々)で日本より少し安い程度です。

では、何が安いかというと人件費です。
例えば家政婦さんに料理、掃除、洗濯を頼んでも月に$70から$100程です。チューブレス タイヤのパンク修理は2,000リエル(50円以下)です。一日かかった車修理の人件費は$10です。

しかし「安かろう悪かろう」の問題もあります(苦笑)
タイミングベルトのと取り付け方向を間違て、その間違いを指摘しても理解できず、やむなく他の修理工場に持っていったことがあります。また、他の工場では故障も摩耗もしていない部品を修理が必要だと言って交換するように言われた事もありました。

階段電灯の調子が悪いので修理を依頼すると、階段の上と下で電灯をON/OFFする配線方法をしりません。普段は使っていない天井扇風機のコントローラが無くなってしまいました。エアコンの室外機の部品が無くなった事もあります。

家のペンキ塗装をたのむと、植木に塗るし、ドアのノブやカーテンレールにペンキを塗り込んで動かなくするし・・・修理を依頼した時には、絶えず見張っていないと何をするか知れたものではありません。

電気配線でも車でも、大工でも安心して任せられる修理会社や技術者をプノンペンで探すのは至難の業です。

もちろん、良い技術者がいない、という訳ではありません。
割れたプラスティック製品を器用につないでしまう道路端の修理屋があります。Intelが昔に作ったプロセッサを取り付けるプラスティック部品に問題がありすぐに割れてしまうのですが、その修理屋は最先端電子機器の欠陥品をアッと言う間になおしました。また、落として割ってしまった電気バリカンのプラスティック部品もすぐにその場で直してくれます。

メガネのツルの蝋付けが割れて、日本で修理を断られたものを、プノンペンのメガネ屋では見事に修理してもらいました。日本で使われなくなったショベルカーや印刷機などを修理しながら使います。車は米国から輸入した中古のトヨタ車がほとんどで、新車が展示されるようになったのはここ2年か3年の話しです。輸入された車は傷だらけなので、板金塗装など外見の修理はかなり出来るようになっています。

・・・とは言うものの、昨日も車の修理で付きっきりでした(苦笑)

カンボジアの高校

カンボジアでは小中学校だけでなく、高校の授業も半日しかありません。しかし料金を払うと残りの半日に特別授業を受けられます。また、先生から指定をうけた子供は無料で受講できます。

この特別授業の目的は卒業試験で、この卒業試験の成績評価で大学進学が決まるそうです。

評価はAからFまであり、最低のF評価は大学に進めません。E評価は進める大学に制限がありますが、A評価からD評価まではカンボジア国内の何処の大学にでも行って授業を受けられるそうです。ただし、評価によって初年度の授業料が異なりA評価は無料だそうです。

カンボジアのセーラー服

Wikipediaによるとカンボジアの隣国タイにはセーラー服を採用した高校があるそうです。
セーラー服 - Wikipedia

プノンペンにも女生徒の制服としてセーラー服を採用している私立高校があります。
写真の他にも薄いピンクに白黒チェックの襟とスカートという、何処かの漫画に出てきそうな制服も街で見かけます(笑)

2010年5月18日火曜日

ケブ

プノンペンから南に下るとケブあるいはカエブという海岸に出ます。プノンペンの人達はカニやエビなどを食べに来ます。

一年ぶりに椰子の木の林にある市場に行くと、防波堤周辺は地面にブロックが敷き詰められ綺麗になっていました。
携帯電話も使えるので、お土産の相談をしている人も多くいます。
下の写真はカンボジア式の海の家です。買ってきたカニやエビをここで食べます。一日借り切って$5です。
$20から$25ほどだすと船を借り切って島に行く事も出来ます。今回は行けなかったのですが、島の海の家は南国の楽園です。

感電致死危険?

この看板の意味が分かりますか?
どこかの映画のように弾丸をよけるために、のけぞっているわけではありません(笑)

下に書かれているのは感電致死危険と言う意味のクメール語だそうです。

2010年5月13日木曜日

インターナショナル スクール

プノンペンには多くのインターナショナル スクールがあります。しかし、英語を教えていると言うだけでインターナショナル スクールと自称している学校も多くあります。本物のインターナショナル スクール(と言うのも妙ですが)では6月中旬に学年が終わります。新学期は8月からです。

その間は何をするかというと、米国などと同様にSummer Campと称して普段のクラスとは異なる授業があります。必須ではなく希望者だけなので授業料も別料金です。問題は…授業料が高い(苦笑)

日本の私立学校並みの高い授業料の上に、Summer Campの授業料が加わります。

2010年5月11日火曜日

防虫、蟻アリあり

蟻がベッドやテーブルに侵入するのを防ぐ方法として、ベッドやテーブルの脚にお椀状のものを置いて水を入れる方法があります。しかし、食器や衣服などさまざまな物についてベッドやテーブルに侵入してきます。

カンボジア人が子供に服を着せる時には、パンパンと服を強く叩きます。これも蟻除けです。

室内には小さな蟻が侵入して衣服につきます。これが体を這い出すと大変です。体中のあちこちでモゾモゾと動いているような錯覚が始まります。毛深い男性は全身の体毛の間を蟻がモゾモゾやっているよう感じます。

頻繁にシャワーを浴びてゴシゴシ体中をこすります。しかし、寝ている間に耳の穴に入ったのでは?・・・などと想像すると居ても立ってもいられなくなります。

戦後日本の不衛生な時代をご存じの方は、寝る前にプチプチとやっていたノミ シラミ退治をイメージしてください(笑)

2010年5月9日日曜日

カンボジアの朝日

この時期、真東からまっすぐ昇る朝日、その光の強さは尋常ではありません。真っ黒なサングラスでもまぶしくて、ツバの長い帽子を目深に被って車に乗り込みます。

日本では日中の日差しが少し高くなっただけで、夏だナツだ、暑いアツい、と大騒ぎになりますが、カンボジアでは真上から日が射します。通ってくる空気の層は極薄く、日光は宇宙空間の猛烈な強さを保ったまま地上に直撃します・・・色が違います。

ノートPCとEMS

EMSと言っても電磁干渉でも電子機器の受託生産の事でも、その他諸々種々雑多のEMSでもなくて、郵便局の国際スピード郵便の事です。

EMSは比較的低価格で小荷物を確実に発送するのに便利でカンボジアに荷物を送る時に重宝しています。しかし、ノートPCを送ろうと調べてみると、リチウム電池が原因で取り扱っていない事が分かりました。

2008年の末頃からIATA(国際航空運送協会)でリチウム電池の規制が始まったそうで、EMSは取り扱い中止、FedExではノートPCの輸送方法が指定されていました。料金はEMSならカンボジアまで3kgが4,000円だったのですが、FedExだとフェデックス・ボックスというサービスで10kgまで一律16,000円・・・四倍の料金です。

ところで、FedExでは荷物を事務所に持ち込んで発送依頼する事をフェデックス・ドロップ・ボックスと読んでいました。パッケージ式サービスのフェデックス・ボックスと紛らわしいし、お客様の荷物(ボックス)を落とす(ドロップ)なんて・・・怪しからん(苦笑)

2010年5月4日火曜日

プノンペンのフランスパン

Wikipediaのフランスパンの項目にも書かれるほど、カンボジアではフランスパンをよく見かけます。

プノンペンのシハヌーク通りにあるLucky Marketの正面にあるパン屋さんAsia Europe Bakeryでは一日二回7時と4時半頃に焼きたてが店頭に並びます。焼きたてはとても美味しいです。パリでも美味しいパン屋には早朝から行列が出来て、みんな焼きたてを買っていたのを覚えています・・・と言ってもフランスは一度、しかも仕事でしか行った事がないのですが(笑)
一般的なパリジャンやバタールほどの大きさと形の他に、写真のようなパン ド カンパーニュ風のものもあります。多くは百円以下ですが、写真のものは百円を超える高級品です(笑)他にデニッシュなど菓子パンも置いていて、百円以下なのに日本の菓子パンよりも大きくて、焼きたては美味しいです。

地方に行くと手作りの釜で焼いているところもあるようですが、間近で見た事はありません。プノンペンでも少し郊外に出ると、街道沿いにパンを売っている露天が並びます。ただし、露天なので車が立てる土埃が、せっかく焼いたフランスパンにドッファッと・・・(苦笑)