2009年6月26日金曜日

MobiTelのサービス

カンボジアの携帯電話MobiTelでは電話代を分け合えるサービス"Pass 'n' Talk"や、グループ単位での割引サービス"Cellcard Friends and Family" をしています。

やり方が少々面倒なのですが、以下にその方法が書かれています。

"Pass 'n' Talk"
http://www.cellcard.com.kh/vas_passntalk.php

Pass 'n' Talkを使うには予め登録が必要です。登録の方法は上記URLの"How to Register”に書かれているとおりにSMSメールで
"P2P"の三文字を7273に送ります。折り返しPINコードが書かれたSMSメールが届けば成功です。送金には送られてきたPINコードを使います。ちなみに、この登録に3セントかかります。もちろん、入力を間違えると・・・(苦笑)

実際の送金方法は"How to Transfer Credit"に書かれていますが、先のPINコードを含む長い番号を間違わずに入力するのは大変そうです。送金手数料は10セントですが、こちらは間違えるともっと酷い目に遭いそうです(苦笑)

"Note"に小さな文字でゴチャゴチャと書いていますので、良く注意して読む事をお勧めします。特に受け取った金額の有効期間は要注意で、ヘタをすると48時間で無くなります。

"Cellcard Friends and Family"
http://www.cellcard.com.kh/cellcard_friendandfamily.php

予め登録した人との通話が0.08セント/秒(1分で4.8セント)になります。登録できるのは10人までです。登録方法は上記のURLに書かれているとおりにSMSメールを送るだけですが、6868へのメールは一通あたり3セントかかります。他にも"Pricing"に料金と詳細が書かれています。

ソマリ病院

日本では2年か3年に一度ぐらいしか風邪をひいていなかったのですが、3月にカンボジアに来てからすでに二回も風邪をひいています。

家族が学校や市場に出かけては持って帰ってくるウィルスだと疑っています。帰宅したらすぐに手洗いとうがいをするように言っているのですが、思うに任せません(笑)

プノンペンでは外国人向けの医院がいくつかありますが、我が家では主にSOMARY RAFLES MEDICAL CLINIC Internationalという医院の中国系シンガポール人の医者に診てもらっています。

海外で医者に行くと医療用英語にいつも困るのですが、彼の場合には困った時には漢字で書いてくれて、これが意外とわかります(笑)

ただ、彼は最近の日本と比べて強めの薬を出す傾向があります。先日もZinnatという抗生物質の錠剤を処方されました。ネットで調べると一錠が250 mgのものが一般的で、重症の時に500 mgだそうですが、私が受け取ったものはいきなりの一錠500 mgでした。ただし、朝夕二回です。

カンボジアという場所柄とその環境に体が慣れていない外国人という条件を考えると、できるだけ早くなおす方が重要という判断なのかも知れません。

2009年6月21日日曜日

プノンペンの携帯電話会社

カンボジアでは固定電話よりも携帯電話の利用者が圧倒的に多く、多くの会社が競い合っています。プノンペンにも携帯電話の会社がたくさんあります。以下は、Wikipediaの内容を元に手を加えたもので、プノンペンで利用できる携帯電話会社のブランド名と使用している局番です。

MobiTel012、092、017、089
qb Phone013、080、083、084
Mfone(CamShin)011、099、085
Metfone097
Star-Cell098
Hello GSM016、015、081


Telecommunications in Cambodia - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Telecommunications_in_Cambodia

私の周囲ではJICAや日本大使館の関係者も含めてサービスエリアが一番広いMobiTelを使用しています。

料金はプリペイドカード方式で支払いを簡略化し分かりやすくしており、比較的低所得の人も携帯電話を持っています。ただ、電話をかけるのは余裕のある人で、多くの人が受信専用です。

各社はさまざまな競争をしていて、無料でSIMをばらまいている会社もあります。携帯電話の数よりも多いSIMを持っている人も多く、昼間の職場や学校で使う電話番号と夜間の家族や友人との連絡に使う電話番号などとして使い分けています。各社のサービスには夜間割引やグループ割引などもありますし、無料SMSなどのおまけがついた$50や$30のプリペイドカードを購入して家族や友人の間で分け合って使うこともできます。

2009年6月17日水曜日

こんどはトカゲ

我が家の庭でトカゲを見つけました。クメール語では「タラエム」と呼ぶそうです。大きさはヤモリのチンチョと同じぐらいで約15 cmほどです。

また偽物

また、偽物を見つけました(笑)
自動車のダッシュボードに取り付けられたスピーカですが・・・
近寄るとこんな感じで・・・よく見るとパイオニアではありません(苦笑)

2009年6月6日土曜日

砂上の楼閣?

JICAでボランティアとして働いている農学博士で土壌の専門家によると、プノンペンの南部は砂地で砂粒の間に極小の砂粒が入って固くしまっており、そこで穴を掘るには頑丈な鍬がいるそうです。

私が赴任している間に見たPCはどれもホコリのような砂がこびり付いていました。CDやDVDなどの光ドライブは2年ほどで読み取りれなくなりますし、放熱版にも付着していて放熱効果を落しています。この事を専門家に話すとおそらくプノンペン市内も同様の土壌なのであろうとの事でした。プノンペンは「砂上の楼閣」かも知れませんが、メコン川の砂地は頑丈で我々が思っているほど柔ではないようです。

プノンペンは砂地のために水はけは抜群に良くて、集中豪雨でひざ近くまで浸水しても雨が止むと2時間から3時間ほどほどで排水されます。これが昼間だとすぐに乾いてしまい、驚かされました。

しかし、最近のプノンペンではほとんどの道がアスファルトで舗装されています。先に書いたような排水も難しくなってきているのはないかと心配です。

2009年6月4日木曜日

DellのノートPC

DellのノートPC XPS M1330が故障したと持ち込まれました。キーボードとトラックパッドからの入力が飛び飛びになり、ログイン時のパスワードの入力さえままならない状態です。
USBのキーボードやマウスを付けると正常に動きます。また、電池切れで充電もできずACアダプタをつながないと使用できない状態でした。

当初はノートPCの上にコーヒなどをこぼしたか、ウィルスだろうと思いましたが、思わぬ所が不良でした。

原因は電池でした。

リチュウム電池には制御用チップが入っていて、このチップが誤動作しているようです。その影響を本体側にあるキーボードとトラックパッドの制御回路が受けたようです。多くのPCではキーボード、トラックパッドを制御するチップは電源制御も兼ねていますので、電源制御が誤動作すると内蔵のキーボードやトラックパッドもその影響を受けます。

熱帯樹木の呪

我が家を取り巻いている(我が家に取り憑いている?)ツル性の樹木の剪定をしました。

熱帯の植物は強い生命力を持っていて、少しでも油断すると、枝と枝が融合したり、建物に食い込んだりして、絡みついて取れなくなります。

針金などは簡単に取り込んでしまいます。
こんなフックも持っていてあちこちに強力に絡みつきます。大きなフックになると4 cmから5 cm位あります。

フックが古くなるとこんなに成って電灯線を巻き込んでしまいます。

それでも、こんな可憐な花を咲かせます。
剪定ばさみと鋸で太い枝まで切りましたが、返り討ちにあって、棘に右足首を大きく切られ、左右の腕は傷だらけ、おまけに樹液で体中が痒くなりました(苦笑)剪定作業の後片付けもせずに、すぐにシャワーを浴びて、消毒液をかけたのですが、翌日になっても傷口から血が出るし、全身が痒いです。

熱帯樹木の呪いは強力です(笑)

視覚障害者誘導用ブロック

下の写真はプノンペンの歩道ですが、駐車場や店の商品を陳列する場所になっています。おかげで視覚障害者誘導用ブロックも意味がありません。どれだけのカンボジア人がこのブロックの意味を知っているでしょうか?モノの支援だけだとこうなります。

カエンボク

プノンペンの街はカエンボク(火焔木)の花盛りです。

下から見上げるとこんな感じです。