2011年11月16日水曜日

また、カエプ(Kep)へ

プノンペンの南にある海岸カエプ(Kep)にまた行きました。今回はトンサイ島(ウサギ島)に渡り、ヤシの木が茂る自然の砂浜を楽しめました。
プノンペンを六時にでて安全運転の到着は十時過ぎです。この日は水祭なので多くの人が乗り合いトラックで近所の町やお寺に行きます。
知人のカンボジア人から紹介された砂浜近くのビーチハウスは満室でした。
ビーチハウスの目印は砂浜近くとサルの像です。
整備が進んだ砂浜ですが、見ての通り海に出ている人は少ないです。
やむなく隣のゲストハウス(民宿)に泊まりました。ビーチハウスは子ども向けの小さなプールとWiFiが付いて$40です。

対する隣はプールもWiFiもなしの2ベッドの部屋が$30です。当然、値段交渉して$25になりました(笑)
泊まるところが決まって、さっそくカニの買い出しです。

お値段はカニもエビも同じ1kgが30,000 riel.(約600円)です。生きたままのカニを鍋に入れて火にかけて・・・まぁ、地元の人はこれが美味しいと言いいます。

年中この調子で多くの観光客がカニやエビを大量に食べているのですから、自然への影響が心配です。
Kepの砂浜から西にあるカニ市場はタイル張りになり、いかにもリゾートっぽくなっていました。中国語や韓国語も聞こえるようになりましたが、この市場ではあまり欧州系の観光客を見かけません。カナダ人の知人にたずねると島に直行だそうです。
食料調達がすんだところで東へ移動です。砂浜を過ぎて桟橋で船をチャーターします。料金は10人から15人ぐらい乗れる船が$20です。
トンサイ島には30分ほどで到着します。
チャーターした船にはホンダの選外エンジンが二つ付いていました。
既に5年以上前になりますが、初めて行った時にはヤシの木陰にハンモックが吊ってあり、小屋が数軒あった程度でした。

いまは砂浜に寝椅子がおかれ、小屋の数も増えています。

南国の強い日差しに入道雲!
島の砂浜の西端には鍾乳石のように見える岩もあります。ちなみにKep周辺は石灰岩が多く取れます。
砂浜にはこんなカニも歩いています。
島には三時過ぎまでいたのですが、その頃に島に渡ってくる人も数多くいました。島には電気が来ていないので満月の島は格別だろうと思います。

対岸には鉄塔が建っていますので、携帯電話はアンテナのメータがフルになって繋がるので安心です。
帰りの船で遠くをみると白い建物が見えました。

船頭にたずねるとベトナムとの国境問題があった島で、ベトナムの領土となるとすぐにこの建物ができたそうです。
ビーチ近くの海岸道理にはこんな瀟洒な建物もありますが、どういう訳か無骨なトタン板で囲われています。
陸にもどって・・・

久しぶりに海に沈む夕日を見ました。
日が沈んで、砂浜近くのイタリア料理店でスパゲッティとピザを食べました。

ピザはあきらかに手作りです(笑)$16でおいしかったですが、私は味オンチなので信用しないで下さい(大笑)
カンボジア人の観光客は夕食にカニを食べて、ハンモックで休んでいます。

私たちは宿泊所まで満月の夜道を散歩しました.。
早朝に散歩をしていると砂浜や道路を掃除している人たちがいます。昨夜も道路を掃除して、トラックに集めている人たちが多くいました。
じつは、カニ市場から砂浜まで海岸を走る一方通行の道があり、その終点近くで砂浜清掃を目的に寄付を求められます。

カローラ(小型車)は3,000リエル(約58円)ですが、これだけの環境を維持するためにはもっと高くてもそれだけの価値はあると思います。
何年もかかっていた砂浜東の道路整備が終わり片側二車線の中央分離帯と街灯のある立派な道ができていました。
海岸も出来たてのビーチハウスが並んで、いかにもリゾート言う感じです。
日本の観光地にありがちなカニの像もあります(笑)
カニの像の海側はいかにも南国、と言った作りになっています。

以前はプノンペンからカエプに行くには西から入るのがメインで、東からの道はあまり整備されていませんでした。今後は東からの道がメインになりそうです。








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