2011年9月25日日曜日

屋内配線ブレーカ

写真は屋内配線のブレーカです。

ふたを取るとこうなります。

なにせ220Vですので、感電するとかなり痛いです。仕事上、100Vにはなれている私でも痛いです。

欧州のプラグは三端子なのでどうやって配線しているのか?などと思ったら家屋にきているのは二線でした。アースは自分で作るようです。ツール トム ポン市場の電気部品屋にはアースに使う銅の棒が何種類か置いていました。

配線は上から引き込み線が入って、下から各部屋に配線されています。左の大きい灰色のスイッチが全体のブレーカで、左上に見える電力量計を通って各ブレーカに入ります。下にある金属棒は共通で配線するためのターミナルです。各階に電灯線、エアコン、電気温水器とそれぞれにブレーカが置かれています。他の家屋の配電盤と比べると、ここの配線を担当した人は正しい知識を持っていたようです。階段電灯の配線もできていました。しかし、どこの誰が配線したのかわかりません。

上の写真の上下に見えるスクリューを回すとそれぞれの配線を着脱できます。写真には写っていませんが、ブレーカの下にあるプラスチックのタブを下に引っ張るとブレーカ自体を取り外せます。

日本では経験がありませんが、このブレーカは壊れる時があります。壊れるとスイッチが入らない、あるいはわずかなショックで簡単に切れてしまいます。ブレーカが壊れた時には壊れたブレーカを店に持っていきます。ブレーカに書かれているC16やB10だけで買いに行くと、思いも掛けないようなブレーカを買うことになりかねません。

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