2011年9月30日金曜日

コオロギ

アンコールワット内でコオロギが鳴いていました。プノンペンではタンパク質源の一つとしてコオロギは好まれます。

アンコールワットでの写真

遺跡は微妙に傾いていて、水平が取れません。下の写真はあとで修正を試みたのですが、階層ごとに傾く方向がちがうので途中であきらめました。

下のような人工的なパースペクティブが自然の猛威に歪まされている風景をよく見ます。

アンコールワットには浮き彫りだけでなく線彫りもあります。

下の写真はバイヨンの浮き彫りです。

照明装置一式を持ち込むならいざ知らず、浮き彫りをとるのは時々の日の光次第です。

このアンコールワット内のアプサラは顔が潰されていて、ヒンズー教と仏教の微妙な関係、さらに政治思想など、どれどう影響しているのか素人にはわかりません。

Sonyのパノラマ撮影は私のお気に入りの一つで、高価でかさ張り重い超広角レンズがなくても、近距離を幅広く撮れます。

アンコールワット工事中

アンコールワットのメイン部分は工事中で、ブルーシートが掛けられています。奥の回廊には左右の階段から上がって入ります。

このブルーシート…どうも邪魔で、思うような写真が撮れません。

アンコールワットを撮影した時の威圧感はあきらめて、レリーフの華麗さや石組みのパターンの面白さを楽しむことにしました。

ただ…雨水がレンズについているのに気付かずに、アチャァというのが何枚もでました。


2011年9月29日木曜日

アプサラ美人


神の踊り子アプサラのレリーフは有名ですが、右側の女性は私の知人の娘さんです。私はアプサラ美人だと一人悦に入っています。

遺跡地域パス

遺跡地域内ではカンボジア人は自由に行き来できますが、外国人はパスが必要です。

私は一日有効パス($20)を買いました。パスは遺跡地域の入り口で売っていて、その場で写真を撮って発行します。

アンコール ワットやプレサッ バイヨンに入る時に係員がパスを調べるのですが、雨の日だと濡れて破けそうです。

雨の遺跡

遺跡を回るには象に乗るなどいろいろな方法があります。しかし、今回は雨に降られたのでツクツク(TEL: +855-12-302-161 簡単な英語ならわかります)を利用しました。四人ほどが乗れるツクツクは一日貸し切って$15です。

ツクツクであれば、アンコールワットの正面から入って、北側に抜けてバイヨンに行く、と言ったことができます。ただし、アンコールワット内では携帯はつながりにくいので要注意です。あらかじめ地図などで、待ち合わせ場所を決めておいた方が良いでしょう。

傘を差して走る強者もいます。

遺跡を見て回るには傘だけでなくレインコートもお勧めします。雨期の雨は猛烈でレインコートを着ても服の裾が濡れます。アンコールワットの前などで売り子がレインコートを売っています。四つ買って$3にしました。雨期は裾の短いズボンやスカートに、水に濡れても良いサンダルがお勧めです。

ワニの子


シェムリアップから国道6号線を西に20分ほど走ったところにあるガソリンスタンドで撮影した写真です。店員に尋ねると、場所は内緒だけど近所で取れるそうです。また、真偽のほどはわかりませんが中国人やベトナム人が買っていくと言っています。

カンボジアはワシントン条約の締約国なので、たぶん違法ですが・・・。

冠水

アンコールワットのある街シェムリアップに行ってきました。今年は異常気象でオールド マーケット周辺は冠水していました。

プノンペンから車で三時間半から四時間ほどでシェムリアップに行けます。しかし、9月26日の行きには四カ所以上で道路が冠水し、28日の帰りも二カ所で冠水していました。写真ではバナナの葉が水面に顔を出し、そこに船が浮かんでいます。バナナは1.5mから2mぐらいあるはずです。

冠水と言っても道路の方は古いトヨタ カローラで通れる程度の深さです。ただし、シェムリアップ市内の中心オールド マーケット周辺はカローラでは行けない水深でした。

宿泊先でもどこがどの程度冠水しているか把握していません。夕食にオールドマーケットまで行こうとしましたが途中であきらめざるを得ませんでした。地元の人はマーケット周辺はひざまで水が来ていると言っています。しばらく水面をながめていると、一時間ほどの間に水深が深くなったり浅くなったりしているので、排水システムがうまく動作していないのでしょうか?

遺跡へは車での移動をあきらめてツクツクで行きましたが、アンコールワットのある遺跡地域も道路が冠水していました。下の写真のあとでさらに深くなりました。

道路脇の草地はこんな感じです。

今年はプノンペンでも異常なほど涼しく、朝から雨が降りつづくような天気が三日も続きました。シェムリアップはそれを上回るほどの雨量だとツクツクの運転手はぼやいています。

2011年9月25日日曜日

アンテナ プラグ


テレビのアンテナを接続するためのプラグです。

我が家ではケーブルテレビを接続しています。ケーブルテレビの料金は半年で$50で、これに食器などのオマケがつきます。一年分$100をはらうと壁掛けの統計などがオマケになります。プノンペンではケーブルテレビの会社は二社ほどあり、ともにNHKの国際放送(NHKワールド プレミアム )が見られます。

プノンペンの電柱

プノンペンの電柱です。電力、電話、ケーブル テレビなどがゴチャゴチャになって交差点を渡っています。

屋内配線ブレーカ

写真は屋内配線のブレーカです。

ふたを取るとこうなります。

なにせ220Vですので、感電するとかなり痛いです。仕事上、100Vにはなれている私でも痛いです。

欧州のプラグは三端子なのでどうやって配線しているのか?などと思ったら家屋にきているのは二線でした。アースは自分で作るようです。ツール トム ポン市場の電気部品屋にはアースに使う銅の棒が何種類か置いていました。

配線は上から引き込み線が入って、下から各部屋に配線されています。左の大きい灰色のスイッチが全体のブレーカで、左上に見える電力量計を通って各ブレーカに入ります。下にある金属棒は共通で配線するためのターミナルです。各階に電灯線、エアコン、電気温水器とそれぞれにブレーカが置かれています。他の家屋の配電盤と比べると、ここの配線を担当した人は正しい知識を持っていたようです。階段電灯の配線もできていました。しかし、どこの誰が配線したのかわかりません。

上の写真の上下に見えるスクリューを回すとそれぞれの配線を着脱できます。写真には写っていませんが、ブレーカの下にあるプラスチックのタブを下に引っ張るとブレーカ自体を取り外せます。

日本では経験がありませんが、このブレーカは壊れる時があります。壊れるとスイッチが入らない、あるいはわずかなショックで簡単に切れてしまいます。ブレーカが壊れた時には壊れたブレーカを店に持っていきます。ブレーカに書かれているC16やB10だけで買いに行くと、思いも掛けないようなブレーカを買うことになりかねません。

カンボジアの電圧は220V

カンボジアの電圧は220Vです。プノンペン市内での実測値は225Vから227Vほどあります。周波数は計っていませんが、フランスの影響で50Hzだと思います。

アウトレットはさまざまな形状のプラグに対応したものがあります。

左の写真は英国式のアウトレットのように感電防止のためのシャッターとスイッチがついたものです。配線などはWikipediaを参考にするとよいでしょう。

2011年9月24日土曜日

フンセン氏とタクシン氏がサッカー

カンボジア首相のフンセン氏とタイの元首相タクシン氏がプノンペンでサッカーをしました。このサッカーにはフンセン氏の親族やヘン・サムリン下院議長も参加しています。

会場になったプノンペンの競技場(オリンピック スタジアム)近くに用事があり、フンセン氏がサッカーをしていると知りました。周辺は警官はもちろん、軍も加わって警備しています。さらに消防車も出動して万一に備えていました。

この試合はテレビでも実況中継されました。赤いシャツで9番のフンセン氏にボールが渡ると邪魔されずにゴールできるという展開です。

ただ、フンセン氏が休憩に入ると、状況が一変します。青シャツで9番のタクシンと8番のヘン・サムリン下院議長、そしてフンセン氏の親族が点を上げて追います。


真偽のほどはわかりませんが、タイ大使館職員も加わっているという話しもあります。