2010年1月18日月曜日

列車

以前の「カンボジアの交通事情」にも写真付きでご紹介しましたが、カンボジアにも鉄道があり物資が運ばれています。プノンペンには駅もあり、駅の南には昔の蒸気機関車が展示されています。

しかし、列車が走っているところを見ている人は多くはないと思います。2005年8月に撮影した写真ですが、こんな感じで走っています。

貨物車などには警備員が自動小銃AKをもって警戒しています。

2010年1月16日土曜日

バン

バンというのは池や湖という意味だそうです。

首都プノンペンはメコン河流域にあって、その中心部にはバントラバエックやバンケンコンと呼ばれる区域がありますが、その名前が指すようにもとは池や湖だったそうです。

プノンペンには周囲の土地よりも1m前後あるいはそれ以上高くなった道路も多くあり、場所によっては堤のように見えます。地元の人に尋ねると、もとは堤の上を走る道路だったそうです。現在の幹線道の一部は、そのような道路を拡張されたものだそうです。今もプノンペン周辺にはこのような堤を兼ねた道路が多く作られ、さらに周辺が灌漑されて土地が作られています。

その財源は日本をはじめとする海外からの支援もありますが、それだけではないと知人から聞きました。お寺が中心となって、お坊さん達が寄付を募り堤防を作ることもあるそうです。

下の写真は2005年のプノンペン南東部にある村の道で、毎年雨期になると冠水していました。板を並べて歩けるようにしていますが、その奥はボートなどで行き来しています。冠水するとトイレが使えなくなり、炊事は木の床に置いた火鉢を使います。

この村にあるお寺のお坊さんが中心となって話をまとめ、寄付を集めて堤防を作ったそうです。いまでは雨期でも浸水しなくなっています。

2010年1月14日木曜日

社員旅行

カンボジアの会社には社員旅行があります。会社の業績がよいと、仕事そっちのけで四日ぐらい休んで旅行に出かけてしまいます。帰った後の仕事、特に営業関連の仕事は大変だと思うのですが、そこはカンボジア、何とかなるようです(笑)

乾期

昨朝のプノンペンは今にも雨が降り出しそうな黒雲に覆われていました。しかし、そこは乾期、空は泣き出しそうになるのをググッと持ちこたえて乾期のメンツを守りました(笑)

狂犬病

日経BPに狂犬病の話しが書かれていました。

海外から狂犬病が侵入する恐れがある | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100112/204651/?P=1

私がカンボジアに派遣されている期間にもプノンペンの郊外に住む欧州人女性が狂犬病にかかった犬に噛まれて死亡したと聞いています。日経BPの記事にもあるように日本では狂犬病は忘れ去られそうな病気ですが、カンボジアでは今も危険な病気の一つです。

2010年1月13日水曜日

銀行のATM

カンボジアの銀行も二年ほど前からATMが導入され始めています。ATMが置かれているショッピングセンターもあります。ただ、ATMを使っている最中にのぞき込む子供や大人がいるので要注意です。

ゲーム機か何かと勘違いしているのでしょうが・・・子供を使って下ろしている金額を確認させて、後を追って犯罪に及ぶ、などということも心配しなくてはならないのがプノンペンの状況です。

2010年1月12日火曜日

赤いヨワン

プノンペン北部にある湖の一つ、タモー湖の西にあるワットプラサーと呼ばれるお寺に行きました。お寺で、知人がヨワンを頂いたので、境内の木陰でそれを撮影させてもらいました。

大きさは30cm四方ぐらいで手書きの物ではなく、印刷でしかも赤い生地に金色で描かれているなかなか豪華な感じの物です(笑)この時のお布施は5,000リエル(120円ぐらい)でした。

お坊さんに手書きのヨワンに関して尋ねると、電話で予約をすれば数日で描いて頂けるそうです。絵柄はそのお坊さんが描き方を学んだ中から、大きさや願いなどに応じて図柄を選んでくれるようです。この辺の事情はお寺によって、異なるかもしれません。

カンボジアでは仏教が盛んで、寄進も多いようです。下の写真のような感じで頻繁に増築工事をしています。ちなみに下に並んでいるのは瓦です。この瓦でカンボジアなど東南アジア独特の屋根ができているようです。

このお寺には木彫やコンクリートの像などの寄進物もたくさん並んでいますが、仏教に関係があるとは限らないようです。

カンボジアは仏教が盛んですが、民間信仰も多く、さらに華僑が持ち込んだ中国の宗教も多く信じられています。この意味では日本に近い感じだと思います。

2010年1月11日月曜日

農家

農家を営んでいる知人の家を拝見しました。
下の写真は知人の両親の家です。高床式の家ですが、床までの高さは1m70cmぐらいありそうです。

上記の家の東側に知人の家があります。こちらの床は2m以上の高さにあります。

高床式の住居ですが、普段の生活は地面に置かれた木製の台が中心のように見えます。三六版の板を二枚合わせたほどの大きさの台が一つか二つ置かれていて、そこで食事や仮眠を取っているようです。

家の近くには水瓶が置いてあります。メコン川流域なので川や池も多く、生活水は井戸水だと思っていました。しかし、このように雨水を溜めて生活水として利用しているようです。


下の写真は鶏小屋です。


こちらは牛小屋で、その下の写真は牛車です。牛車は二頭立てが基本で、先頭にある飾りが特徴的です。


さらに、牛の餌用に稲藁が干されていました。少し日本のような風景です。

知人の家では四頭の牛を飼っていて、その糞を肥料して二期作をしているそうです。彼の家では化学肥料などの追加なしで十分に農作物が育つそうで、周辺の農家でも同じだそうです。ただ、日本と同様に農業だけでの生活は難しいらしく知人も副業を持っています。

2010年1月8日金曜日

薄切り肉

カンボジアで薄切り肉を見た事がありません。外国人向けのマーケットでもありません。そういえば良くは覚えていないのですが、米国でも見た事がないような気がします。

いずれにせよ、お好み焼きが作れない!

2010年1月6日水曜日

Appleのお店

カンボジアにApple製品を扱う、iOneという店名のCanon系列のお店ができました。良くは分からないのですが、キャノン マレーシアかキャノン シンガポールの系列だそうです。私の英語がうまく通じていないのか、店員によって言う事が異なってハッキリとは分かりません(苦笑)

カンボジア国内に四店舗あり、その内の三店舗がプノンペン市内にあり、さらにその内の一店舗は修理専門店でカメラも扱っています。

店頭価格の例を挙げるとMacBook (MC207ZP/A) が$1,099.00です。この価格にはソフトケース、画面の保護フィルム、キーボードの保護カバーが含まれています。知人がこれ購入すると開店記念で1G byteのUSBメモリがついてきました。

他にノート系の価格をあげると、
MacBook Air (MC233ZP/A) $1,699.00
MacBook Pro 15" (MC118ZP/A) $1,859.00
MacBook Pro 17" (MC226ZP/A) $2,699.00
などとなっています。

もちろん、iMacやMac mini、Mac Proも扱っています。
面白い事に陳列されている多くのPC用小物類には日本語が印刷されていて、日本市場向けの商品のように見えます。

2010年1月5日火曜日

日本食材の店

プノンペン市内にあるバイヨン マーケットは、日本の醤油やソース、インスタントラーメン、カレーなどの食材を輸入して販売しています。このバイヨン マーケットが昨年末に一旦閉店して、三週間近くのちに新しい場所に開店しました。

カンボジアでは棚がガラガラのままで開店する事がよくあるのですが、このバイヨン マーケットも例外ではありませんでした。棚がガラガラどころか、店の片隅に空の棚がまとめておかれています。さらに、6階建てほどのビルの一階しか工事は終わっておらず、二階以上はコンクリートが打ちっ放しの状態です。トイレは工事中の二階にしかありません。

商品の仕入れ資金が底をついたのでしょうか?(笑)せっかく売り場面積が広くなったので、せっせと買い物をして日本の食料品をたくさん置いてもらわなくては(大笑)

2010年1月3日日曜日

赤信号の右折

自動車学校に行っているカンボジア人数人に確認したのですが、カンボジアで車に乗って赤信号を無視して右折すると交通違反です。知人達によると、その場に警官がいれば罰金になるそうです。

赤信号で右折できるのは米カリフォルニア州やワシントン州(他の州は走った事がないので知りません)ですが、この場合も一旦停止して左右の確認をしてから、右折です。これをやらないと警官に呼び止められます。実際に私の目の前で一旦停止をしなかったために止められた車がいました(苦笑)

・・・で、そのカリフォルニア州のロングビーチという街にはカンボジア人の難民が多く住んでいます。
・・・で、米国のカンボジア人難民が帰郷することが多くなりました。一時的帰郷したカンボジア人を数人知っています。
・・・で、一時帰国の彼らはプノンペン市内を車で走っています。

・・・で、その運転は?

駐車場

カンボジアでは公園の脇など駐車できそうなところには、必ずと言っていいほど警官か警備員がいて誘導してくれます。立体駐車場にも各階に一人か二人の担当者がいて誘導してくれます。

多くのプノンペンの運転手はバックは苦手で、誘導がないと駐車できない人が多いようです。また、坂道発進が苦手な運転手が多いのもたしかです。なにせプノンペンから2時間か3時間ぐらい走らないと、サイドブレーキなしで停車できないような斜度の坂はありません。自動車学校でも坂道発進は形式的に教えるだけだそうです。

しかし問題は立体駐車場です。立体駐車場の通路で駐車待ちなどしている時にはスロープにはだれも停車せず、その手前で停車して先の車が動くのを待ちます。まかり間違ってスロープの途中で停ると大騒ぎです。タイヤをキシらせ煙を上げながら、何度も何度も発進を繰り返しているを時々見ます。

プノンペンでいたずらをしたければ、立体駐車場のスロープで一旦停止して発進すれば、後ろの車は大騒ぎになる確率が高いです(笑)

駐車場代は1,000リエル(およそ25円)が相場ですが、祭の時の駐車場や船着き場、外国人しか行かないような場所の駐車場は2,000リエルです。

2010年1月2日土曜日

脱穀機

イネの穂から穀粒をとる脱穀機です。

三菱のマークがあちこちについていましたが、手書きのようにみえます。故障しないようにとのおまじないでしょうか?(笑)

船遊び

プノンペンでポートを借りてメコン川を遊覧できます。この写真の船だと一時間$15です。

川から見たプノンペンの町並みです。

メコン川の支流の一つトンレサップ川にこんな船が浮いていました。おそらく川底を浚渫して、その土砂を使って島を作っているのではないかとおもいます。

プノンペンではこのような工事もできるようになったようです。

(仮定の上の仮定ですが)もし川底を浚渫しているなら農作物に良いはずだそうです。しかし、実際には作られた島は商業ビルや高級住宅地になっています。