2009年6月6日土曜日

砂上の楼閣?

JICAでボランティアとして働いている農学博士で土壌の専門家によると、プノンペンの南部は砂地で砂粒の間に極小の砂粒が入って固くしまっており、そこで穴を掘るには頑丈な鍬がいるそうです。

私が赴任している間に見たPCはどれもホコリのような砂がこびり付いていました。CDやDVDなどの光ドライブは2年ほどで読み取りれなくなりますし、放熱版にも付着していて放熱効果を落しています。この事を専門家に話すとおそらくプノンペン市内も同様の土壌なのであろうとの事でした。プノンペンは「砂上の楼閣」かも知れませんが、メコン川の砂地は頑丈で我々が思っているほど柔ではないようです。

プノンペンは砂地のために水はけは抜群に良くて、集中豪雨でひざ近くまで浸水しても雨が止むと2時間から3時間ほどほどで排水されます。これが昼間だとすぐに乾いてしまい、驚かされました。

しかし、最近のプノンペンではほとんどの道がアスファルトで舗装されています。先に書いたような排水も難しくなってきているのはないかと心配です。

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