2009年4月14日火曜日

カンボジアでの交通違反交渉

カンボジアで交通違反をすると警官にその場で罰金を払う事になります。裁判所がまだ十分に機能していないですし、警官の給与も安いので、当面の打開策としては面白くて有効な方法と言えるのかも知れません。まぁ理由が何にせよ、カンボジアでは罰金の金額は警官の胸三寸にかかっています(笑)

つまり、警官との交渉次第で金額は増えたり減ったりします。そこで数人の知人にどのような交渉術を使ったかを聞きました。共通している事は、ヘタに警官に逆らわずに、まずはアッサリと交通違反を認めてしまう事が肝心なようです。認めた上で罰金を最小限にする交渉を始めます。

1)領収書
事故などを伴わない交通違反では$1前後が相場だそうです。ある知人は、これを超えるような金額を要求されて「金額はわかったから領収書をよこせ」と逆に要求すると「それは面倒だから」と5,000 リエルで話しが付いたそうです。

2)権力団体
外国の有力NGOや権力団体の名前を出して、車なら5,000 Riel、バイクなら2,500 Rielと警察との間で決まっているハズだと交渉した輩もいました。団体名は書けませんが、日本の政府系団体名をだすと警官はビビッて安くした とか(笑)

3)ヨッ
一方通行を逆送していまい警官に呼び止められたときに、ヨッとばかりに挨拶のように片手を上げてニコッと笑うと、警官が仲間だと勘違いしてヨッと手を上げてそのまま通してくれた・・・と言う信じがたい話しをする知人もいました。

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