2009年4月29日水曜日

パスポートのコピー

外務省の海外安全ホームページに以下のような記述があります。

『出発前に旅券のコピー(できればカラー)を取り、原本は必ず宿泊先等安全な場所に保管する』
2002年1月の海外安全情報
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/monthly_release/200201.html

少なくともプノンペンではコピーのパスポートでも身元確認などに結構役に立ちます。

2009年4月28日火曜日

ガソリン価格

プノンペンのガソリンの価格表です。表示はカンボジアの通貨リエルで、$1が4,200リエルぐらいです。

カンボジアのVISA

カンボジアに入国するときのVISAには観光VISA($20)と普通VISA(ビジネスVISA $25)があり、それぞれ有効期間は一ヶ月です。長期滞在する場合には一年のVISAがあります。これを申請するには一旦空港などで普通VISAを申請して、後でプノンペン空港北側にある入出国管理事務所にいき一年のVISAを申し込みます。ただし、$285します。まぁ、税金のようなものでしょうか?日本や米国だと自国民と結婚した外国人向けのVISAや永住権がありますが、カンボジアではまだ準備できていないようです。

VISAは空港で取得できますし、ベトナムから陸路で入国しても同様です。プノンペン空港では人の後に付いて歩くとVISA申請の受付です。多くの職員が事務をしていますので、すぐに分かるでしょう。陸路では高速道路の料金所のようなところでしますが、狭いところに5人ぐらいの人が詰め込み状態で仕事をしています。

窓口で尋ねるとVISAの申請用紙がもらえて、それに書き込んで申し込みます。申請には写真も必要ですが、$1を支払うと考慮してくれます。

ベトナム国境にて

プノンペンから国道1号線を通ってベトナム国境まで行ってきました。

2004年11月にも今回の逆の経路でベトナムのホーチミンからカンボジアのプノンペンに陸路で国境を越えた事があります。その時には入出国事務所が工事中でした。

陸の国境としてはシアトルからバンクーバーに行った事があります。米国とカナダの間は入出国手続きがかなり簡略されていて、レンタカーでも簡単に行き来できます。しかし、ベトナムの入出国手続きはそうは行きませんでした。

カンボジアの出国手続きは、高速道路の料金所のようなところで申し込めば簡単にすみます。一緒に行ったカンボジアの知人も同様でした。

以下の写真はカンボジアの入出国事務所を国境側から撮影した物で、カンボジアの職員の許可を得て撮影しました。次は、ベトナム側です。

空港では日本や米国などと同じ感じのベトナムも、陸路による入出国手続きはかなり違います。実は2004年の時もそうでした。

まずは、自分の車でもベトナムに乗っていく事は出来ませんでした。カンボジア ナンバーの定期バスやトラックなどが行き来しているので、予め何らかの手続きさえ済ませれば行けるでしょうが・・・。

次に、ベトナムの入出国事務所で入国申請するにも申請用紙が見あたりません。

入国審査をしていると思わしき場所はあり、数は少ないながらも空港で見かける設備と審査官がいます。しかし、旅行者はだれも列並んで待っていません。たくさんの人が審査官が座っている受付の周囲を取り囲んでいてワイワイ ガヤガヤやっています。とても質問できるような状態ではありませんし、他に質問できそうな職員も見あたりません。

うろうろしていると怪しい男性が声をかけてきて、申請用紙を私に見せます。「それはどこにあるのだ」と尋ねると、入出国事務所内にあるカフェのようなところに連れて行かれました。彼は知人にパスポートを要求し、申込用紙の束から一枚をはぎ取り、パスポートを見ながら書き込み始めます。私は自分で用紙をはぎ取って書き込み始めたのですが、彼は私の用紙を横取りして記入に職業など必要な質問もせずに適当に書き込んでしまいました。

書き込みが終わると料金を要求します。おそらく代書屋のつもりなのでしょう。料金は知人が払ったのでいくらか分かりません。

金を受け取ると、その男は人が群がっている審査官のところに行き、人の群れに突入してかき分け窓口にたどり着くとパスポートと申込用紙を渡します。しばらくすると、手続きが終わったパスポートを渡されます。これで入国手続きは終わりのようです。

ベトナムの出国手続きがまた一悶着ありました。入国審査と同様にだれも並んで待っていません。二人ほどしか見あたらない審査官のディスク周辺に群がり、審査官の手元やPCの画面をのぞき込んでいます。

今回は出国なので用紙の記入は不要であろうと、私もその人の群れに突入してみました。PCの画面を見る事はできませんが、審査官の手元が見えます。後から来たカンボジアのパスポートを持った二人連れが、審査官の手元に何やら紙をはさんだパスポートを置きました。しばらくするとそのパスポートが処理されて渡され、その二人は出て行きました。私もパスポートを手元に置こうとすると、ベトナム人と思わしき人がそれを止めて正面に並ぶように指さします。理由は良くわかりませんが、私はダメなようです。

やむなく正面突破を試みる事にしました(笑)私は日本人としては平均的な身長で、ベトナム人やカンボジア人よりは少し背が高いので少しだけ目立ちます。手元ばかり見ていた審査官も正面に立った私に気付き、窓口に差し出している日本のパスポートを見ました。

私を見て以降、どうも審査官の手元の動きが速くなったような気がします。また、後ろに立って手元を覗いている人々を正面に戻るように追い払い始めました。少ししてから山積みになったパスポートの処理を止めて私のパスポートの処理を始めました。

それまで待っていた人達は何も言いませんが、何やら悪い事をしたような気になります。

ベトナムの空港でも、メコン川を下ってベトナム入国したときも違和感なく手続き出来ました。しかし、2004年に陸路で来たときも今回と同じ状況でした。言葉が分からないのでうかつな事は言えませんが、陸路のベトナム入出国手続きは異様に見えます。

コンパクト蛍光灯

コンパクト蛍光灯を購入しました。フィリップス製が$5にたいして、私が買った物は$1で箱には製造国すら書かれていません。案の定、購入して26日、使い始めて25日で切れてしまいました(笑)

チョット気になったのが写真にある電球ソケットで、欧米でもこのソケットをみます。Wikipediaによるとこの電球ソケットの規格はエジソン ベースと呼ばれるようです。

白熱電球 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/白熱電球#.E3.82.BD.E3.82.B1.E3.83.83.E3.83.88.E3.81.AE.E4.BE.8B

一方で、Wikipediaには松下幸之助がソケットを発明したかのような記述があります。
 『簡単に電球の取り外しが可能な電球ソケットを考案』
同じ文章に以下のような記述もあります。
 『コンセント・スイッチ付き二股電球ソケット『1号国民ソケット』を考案』

松下幸之助 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/松下幸之助#.E6.9D.A5.E6.AD.B4.E3.83.BB.E4.BA.BA.E7.89.A9

そこで、松下幸之助の本家とも言えるPHPのサイトを見ると「伝説」であるとして否定しています。
 『この「伝説」は、既に何人かの人が指摘しているように、史実とは言いがた』

PHP総合研究所|研究員コラム -坂本 慎一 (松下幸之助研究・日本経済思想史)-
http://research.php.co.jp/column/s_07/thinker/053.html

2009年4月26日日曜日

UPS

クメール正月が明けて商店だけでなく企業も本格的に動き始めたかなと思ったとたんに、プノンペン名物の「停電さん」がご来宅でした(苦笑)はやくUPSを買わないと酷い目に遭いそうです。

・・・と言う事でUPSを買いました。箱が半分つぶれたような状態なので、何処かの展示現品かキャンセル品だと思います。USB端子どころかシリアルポートも付いていません。
UPSはPower Treeと言う米国の会社の製品S650Lという事になっていますが、製造は中国で営業拠点も東南アジアのようです。

自動シャットダウンは使わないし、公称値650VAの物が$35だったので良しとしましょう(笑)

UPSにフィルタを兼ねた電圧変換器を付けて利用する予定です。問題はアースでどのように取ったものやら、色々と考えています。一番嫌なのがノートPCです。ACアダプタの端子が二つなのでこれのアースの処理を間違えると本体がピリッと来ます(笑)

2009年4月21日火曜日

カンボジアのATM

カンボジアの銀行がATMを導入し始めています。銀行カード発行の手続きを済ませてカードを手に入れました。さっそく試してみると残高照会と$100や$200などの予め決まった単位で引き出しが出来るようになっています。試していませんが、リエルも扱えるようになっています。本人の認証は6桁の番号か指紋のいずれかになっています。

$200以上の出金や入金が出来るのかなど何が出来るのか試したいのですが、画面を眺めていると警備員がATM室内に入ってきて色々と指示をしたがります。本人は親切心でやっているので悩ましいです(笑)

このATMで「オッ」と思ったのがドル紙幣です。新札ではありませんが、それに近い綺麗なお札が出てきます。ATMで扱える紙幣が限られているという事でしょうが、市場に流れているドル紙幣が改善されるかも知れません。

2008年頃までは窓口でドル紙幣を受け取ると、その場で一枚一枚確認していました。破れているものや、極端に古い紙幣などは市場で受け取ってもらえないので、その場で交換してもらいました。

銀行カードの他にVISAなどのデビットカードも発行されています。クレジットカードの発行はまだ限られているようですが、なんだかんだと言いながらもカンボジアの経済が復興している印でしょう。

2009年4月20日月曜日

日本の曲?

まずは以下の録音を聞いてください。SonyのデジカメT-1で撮ったものから音部分を抜き出した物です。風に吹かれるなどしていますが、雰囲気も大切かと思いそのままアップしています。






日本の古老が歌う民謡のように聞こえます。
次のも同様にして撮ったものです。こちらは、よれよれのカセットテープを使っているようですが、昔の日本の祭などでよくありましたよね(笑)






胡弓と太鼓が、生の演奏を聴いてみたいと思わせます。

・・・で、ともにプノンペンで録音した物です。
しかも葬式です。

2009年4月19日日曜日

クメール語コーラ缶

クメール語が印刷されているコカコーラの缶を見つけました。知人によると「だれと分け合うの?」「誰と一緒に飲むの?」といったような意味だそうです。これも、復興の一つでしょう。

そうそう、Swensen'sという米国のアイスクリーム屋さんが出来ています。

http://www.swensensicecream.com/

プノンペン市内にはSwensen'sの店舗が4件ほどあります。いかにも米国風のポップなトッピングが売りのようですが、マンゴ味のアイスクリームというのも新発売していました。

Nokiaファームウェアのアップデート

Nokiaのファームウェアのアップデートは以下のサイトにありました。

Nokia Europe - Device software update - Support
http://europe.nokia.com/A4579163

もちろん、アップデータはWindows版しかありませんけどね(苦笑)
もちろん、Intel Macを持っている人は「だからどうした」です(笑)
もちろん、私に必要な機能は動いているので、アップデートなんて危なっかしい事を電源が危なっかしいプノンペンはしません(大笑)

NokiaとMacの接続

NokiaのSupport Discussonsと言うサイトに、NokiaとMacの接続に関してE65を例に質疑応答があり、URLを三カ所紹介していました。
Nokia Support Discussions - Mac software for Nokia E65 - PC and Mac Software - Nokia Support Discussions
http://discussions.europe.nokia.com/discussions/board/message?board.id=pcsuite&thread.id=24742

一つ目が以下のサイトです。
Nokia UK - iSync
http://www.nokia.co.uk/A4630759

ここにあるPlug-inファイルをインストールするとiSyncでNokia E65とMacのアドレス帳などを同期できるようです。右にある"Compatible phones"のリストから目的の携帯電話を探して、その下に"Download"と緑色で書いているボタンを押すとiSync用の300k byte足らずのファイルがダウンロードされました。ファイルは.dmg形式のディスクイメージで、マウントすると.pkg形式のインストーラファイルが入っていました。

二つ目が以下のサイトです。
Nokia UK - Nokia multimedia transfer
http://www.nokia.co.uk/A4632061

写真やビデオ、楽曲などをやり取りできるとして、以下のURLからダウンロードするように書いています。
Nokia UK - Download
http://www.nokia.co.uk/A4632062

昨年の4月10日付のベータ版が上がっているのですが、それ以降一年以上にわたってベータ版のままであです。さらに、私のSafari 3.2.1 (5525.27.1)では「63個のエラーが起きました」として緑色の"Download"ボタンが機能しません。Firefox 3.0.8でも同様でした。Nokia E65はUSBのケーブルで接続すればそのままDesktopにマウントされるので、あまり利用価値が無いとも言えるかもしれません。

三つ目が以下のサイトです。
Nokia UK - Use your Nokia device as a modem with your Mac
http://www.nokia.co.uk/A4668064

Nokia E65をモデムとして利用する方法ですが、このページには概要が書かれているだけで、実際の作業は以下の2ページに書かれています。まずはNokiaの設定方法です。
Nokia UK - Device Setup
http://www.nokia.co.uk/A4668065

次にBluetooth経由かUSB経由かで説明が分かれますが、無線が信用できない私は有線のUSBを選択します。さらにNokiaの設定方法が書かれています。
Nokia UK - Connect via USB
http://www.nokia.co.uk/A4668070

以下ように書かれた項目以降にMac OS Xの設定が書かれているのですが、なぜか以下の項目だけを表示して本文を隠し、クリックしないと表示しないようにしています。作者の意図を掴みかねます。
If you are using your Nokia device as a modem, click here to continue pairing your device and Mac

以上の他に、Nokia E65が携帯電話会社などが提供するネットに接続されていないと動きません。プノンペンのqbなどとの設定は時間があるときにでも書きたいと思います。

タッカェその後

タッカェが鳴かなくなりました。アリ退治に撒いた毒餌と時期が一致するので、これが原因かも知れないと反省しています。難しい物です。

私がタッカェと訳したトカゲの名前をトッケイと翻訳している人がいました。翻訳も難しいです(苦笑)

地元の人は♪タッカェ♪の鳴き声を聞くと「ミマイ」とか「ミモン」と返事をします。タッカェがメスを探しているから「ミマイ(未婚女性)だよ」とか「ミモン(未亡人)だよ」などと返事をしているそうです(笑)

2009年4月17日金曜日

メガネ屋

2006年にメガネをかけているカンボジア人はまれでしたが、どういう訳か眼鏡屋はプノンペンのあちらこちらにありました。

米国からカンボジアに戻るときの機内でメガネのフレームの溶接が取れてしまった事があります。とても気に入っているメガネだったので、プノンペン市内にあるメガネ屋に持って行き知人を通して相談してみました。

メガネ屋の技術者は「自信はないが試してみるから預けてくれ」と言いました。もとより私に異存があるわけもなく預けました。数日すると「できた」と連絡があり取りに行くと見事に治っています。もしかすると、販売しかしてない日本のメガネ屋よりもプノンペンのメガネ屋の方が良いのかもしれません。

そのようなメガネ屋の努力もあってか、最近はメガネを掛けているカンボジア人を見る機会が多くなりました。

Wireless WAN

現在はCamshinという電話会社の無線接続でInternetを利用していますが、通信速度は128k bpsという日本ではあまり見られなくなった通信速度です。

使用している無線機のメーカー名が良くわからないのですが、MODEL: ASU-24005gとなっていてIEEE 802.11gのシールが貼られています。ネットで検索すると7 kmから10 kmぐらいの距離を通信できるようです。ただし、ネットに上がっている写真とケースの外見形状は異なります。写真でも分かるように取り付けが少し斜めになっていると、ペンキが付いているがご愛敬です(苦笑)ACアダプタと無線機はRJ-45でつながっていて、電力供給線と信号線をまとめた一本のケーブルですが、Power Over Ethernet規格に合致した仕様かは分かりません。

2009年4月16日木曜日

真上の太陽

プノンペンは北回帰線よりも南にあります。つまり、太陽が真上から差し込みます。日本では太陽の高さが少し高くなるだけで夏の暑さになるのですから、真上からの太陽光は猛烈です。プノンペンでは日焼けはしません、日にあたるとコゲます(笑)

下の写真は北側の窓を撮影した物ですが、他の建物で反射した光を、さらにカーテンを通してもこれだけ強く室内を照らします。
下の写真は別の部屋にある西窓ですが、ツタ性の樹木が窓を覆って太陽光を防いでいます。
樹木が多いと日陰が出来て良いのですが、虫もたくさんよってきます。

マンゴは酸っぱい?

私の知っていたマンゴは黄色く甘い果実でしたが、カンボジアでは完熟前の緑色で酸っぱいマンゴも食されています。千切りにしてサラダのようにしたり、切ったかたまりを唐辛子と塩を混ぜた物に付けて食べたりします。食感はリンゴをかじったような感じで、甘みのないリンゴと考えれば近いと思います。
実際、アップルマンゴと名付けられたマンゴもあります。

2009年4月15日水曜日

ツールトンポン市場

先に書いた市場の近くにツールトンポン市場があります。以前はロシアン マーケットなどとも呼ばれていて、欧米などの外国人観光客が土産物を買うためによく来る市場です。

他の市場でも同様ですが、ツールトンポン市場は土産物や工具、衣服など売られている物によって区画が決まっています。写真は食堂区画で調理の熱気が薄暗い中にこもり、クメール語が行き交います。食堂区画の熱気が分かってもらえるでしょうか?布を売っている区画もあり、すぐ近くにはミシンが並んだ縫製店区画があります。縫製店にはそれぞれミシンが一台だけ置いてあり、女性達が世間話をしながらミシンを動かしています市場の外ではヤシの木の下にバイクがたくさん止められています。

市場

ここ数年でプノンペン市内に市場が色々出来たそうです。下の写真は新しくできた地元の人向け市場の一つです。仮設住宅の部分と、この写真のようなブリキ板の大屋根がある部分、そしてビーチパラソルが並ぶ部分があります。
ブリキ板の大屋根の下はこんな感じです。野菜売り場にあった「不揃いのトマト達」です何やら世間話をしながら買い物をしています肉屋さんですが、昔の日本の魚屋と同様にハエがたくさん集っています。ふと見るとネールサービスのお店がありました。ビーチパラソルの下ではおやつの時間です少し離れたところではスイカを売っていました。このお店は両替商で仮設住宅内にあります。交換レートは$1が4,050リエルぐらいです。通常の店舗でお釣りを計算する時には$1=4,200リエルぐらいです。この観覧車はもともと川岸にあり地元の人達が夕涼みをしながら楽しんでいた物です。数年前には川岸にこの観覧車やコースターなどたくさんの遊具があったのですが、二つのグループに分けられてその一つがこの市場に移転されました。市場の近くにあるカフェではチェス風のゲームをしていました。

2009年4月14日火曜日

カンボジアでの交通違反交渉

カンボジアで交通違反をすると警官にその場で罰金を払う事になります。裁判所がまだ十分に機能していないですし、警官の給与も安いので、当面の打開策としては面白くて有効な方法と言えるのかも知れません。まぁ理由が何にせよ、カンボジアでは罰金の金額は警官の胸三寸にかかっています(笑)

つまり、警官との交渉次第で金額は増えたり減ったりします。そこで数人の知人にどのような交渉術を使ったかを聞きました。共通している事は、ヘタに警官に逆らわずに、まずはアッサリと交通違反を認めてしまう事が肝心なようです。認めた上で罰金を最小限にする交渉を始めます。

1)領収書
事故などを伴わない交通違反では$1前後が相場だそうです。ある知人は、これを超えるような金額を要求されて「金額はわかったから領収書をよこせ」と逆に要求すると「それは面倒だから」と5,000 リエルで話しが付いたそうです。

2)権力団体
外国の有力NGOや権力団体の名前を出して、車なら5,000 Riel、バイクなら2,500 Rielと警察との間で決まっているハズだと交渉した輩もいました。団体名は書けませんが、日本の政府系団体名をだすと警官はビビッて安くした とか(笑)

3)ヨッ
一方通行を逆送していまい警官に呼び止められたときに、ヨッとばかりに挨拶のように片手を上げてニコッと笑うと、警官が仲間だと勘違いしてヨッと手を上げてそのまま通してくれた・・・と言う信じがたい話しをする知人もいました。

クメール正月風景

クメール正月を迎えたプノンペンはいつも交通渋滞している道も閑散としていてスイスイと走れます。
プノンペン北部にある湖プォムピエィ(Pumpeay)に行きました。トンレ サップ(Tonle Sap)川を挟んだ対岸に数年前まではなかった高いビルが見えます。
振り返ってプノンペン中心部を見ると30階は超えそうなビルが見えます。
米国で建築を学んだカンボジア人に言わせると日本人が指揮する建築物は非常に素晴らしいのだが、火山も地震も無いカンボジアにはオーバースペックだそうです(苦笑)

プノンペンを出て国道5号線をしばらく走ると大きくてこんもりとした樹木が正面に見えます。
国道5号線を左に折れ市場を抜けて少し走るとプォムピエィ湖をつききる道に入ります。プォムピエィ湖は道路を挟んで北側の一部が干拓されています。
北側は稲刈りが始まったところです。
湖になった部分ではこのような家が建っています。湖で魚や貝を捕って生計を立てているようです。
立ち寄ったお寺では参拝者が僧侶による水のお清めを受けていました。
建物の屋根にはさまざまな飾りがあるのですが、このクジャクは生きています。
お寺の境内には上面にタイルが張られたコンクリートの台があり、台にはタマリンドウの木が生えています。タマリンドウの木陰だけでも涼しいのですが、夜間に冷えたコンクリートとその冷気を伝えるタイルがとても快適です。
適当に涼んだところで、クメール正月で少し静かなプノンペン市内に戻りました。

民族音楽

カンボジアの民族音楽はガムランに似た楽器と曲です。外国人の私にはエンドレスでどこを切っても金太郎飴に聞こえます。もちろん、それぞれに違いがあるのは分かるのですが・・・






流行歌としては演歌風の曲をときどき聞きます。カンボジアでもカラオケは日常化しています。カンボジアで音楽家として生活している人によると、カラオケの影響は無視できないようです。

タッカェの姿と鳴き声

ついに、タッカェの姿を撮影できました。コンクリートの壁とブリキの板の間に潜んでいるのを見つけました。ついでに鳴き声もお聞きください。






日本語なら♪カッコウ♪ともかけそうです(笑)体長は20 cm程なので結構大きいです。
チンチョは10 cm程で薄茶色の体をしていてあらゆる所に出没します。チンチョの出没で一番驚いたのが以前にも書いたPCの電源内で感電死していた事です。
OPPANIHA: コンピュータ故障 その2

冷蔵庫と停電

冷蔵庫が動かなくなりました。原因は送風機の周囲に氷のかたまりが出来て、ファンにあたり回転しなくなったためです。プノンペンでは停電が頻繁に起きることなどが氷の原因ではないかと疑っています。
3時間ほどをかけて氷を取り除きました。

2009年4月13日月曜日

大晦日

カンボジアではクメール独自の暦があって今日が大晦日です。明日から正月なので地方からプノンペンに来た人達は大きな荷物を持ってバスに乗り込み故郷に帰ります。
プノンペンではカレンダーの正月、中国の正月、そしてクメールの正月、あわせて三つの正月を毎年祝っています。正月と共に玄関先に供物を供えます。

2009年4月9日木曜日

ベトナム製

西隣のタイではライセンス生産した商品が多くあり、カンボジアに輸入されています。タイとカンボジアは遺跡の国境問題が切っ掛けで関係が芳しくありません。

数人のカンボジア人の知人は壊れたりうまく動かない物を見ると「ベトナム製だ」と揶揄します。1950年代の日本製品のよううな扱いです。

プノンペンの大通りには黄色い大壇幕がたくさんはためいています。何を書いているだと知人に聞くと「ベトナム製は粗悪ではない」と書いているそうです(笑)

服をパン パンッ

カンボジアの女性が乾いた洗濯物をたたむときや、たたんだ服を着るときには、パン パンッと強く振り叩きます。虫などが付いているのを振り払うためだそうです。

カンボジアにはサソリがいます。幸い私はまだ出くわした事はありませんが、ある旅行者が帰国してカバンを開けるとサソリが出てきて大騒ぎになったそうです。

また、カンボジアで住むときに困るのがアリです。これは本当に難物で、十階建て程度のビルなら最上階や屋上に巣くいます。なにせ立て付けが悪いのでアリはあらゆる所から侵入してきます。

アリが自分の体を張っているのを見つけようものなら、全身に虫酸が走り、噛まれていなくても全身をかきむしりたくなります。風がそよいだだけでアリかと思い、神経症になりそうです(苦笑)

さらに、困るのがPCです。どういう訳かアリはPCの内部に入りたがります。今こうしてタイプしているときにノートPCのあちらこちらからアリガ出てきて狂ったように走り回ります。高周波や電磁波が影響するという話しがありますが、それが原因なのでしょうか(苦笑)

通貨

カンボジアの通貨はリエルと言います。しかし、市場では米ドルが事実上の通貨として利用され、$1以下の支払いにリエルが補助通貨のようにして使用されます。交換レートは店によって異なり、$1が4,000リエルから4,200リエルほどです。ただし、計算は大雑把なので家計簿を付けて人は苦労するでしょう(笑)

カンボジアでは偽造ドル紙幣の噂が絶えませんので、受け取った米ドルなどの紙幣はカンボジア国内で使い切ることをお勧めします。日本の銀行で交換を拒否された知人が数人います。私はSan Franciscoで使った事があります。もちろん使えました(笑)

また、カンボジア国内の店舗では破れた米ドル紙幣は受け取ってくれませんし、政府系の銀行でも交換してもらえません。自国の通貨ではないので当然と言えば当然ですが不便です。

破れた紙幣だけでなく旧札も多く流通しているので、発行元である米国政府に新札への交換など対応してもらいたいのですが・・・。

ちなみに、水道など公共料金や運転免許の申請などの支払いはリエルです。さらに日本大使館も支払いは原則リエルです。滞在している日本人には不便なのですが、大使館は現地の通貨を使うのが慣例(現地政府への礼儀 敬意)のようです。

運転

カンボジア国内で車を運転するのはお勧めできません。いくつも理由はあるのですが、一番大きな理由はバイクです。

信号で停車していると必ず脇をすり抜けて前に割り込もうとします。渋滞している車の脇をすり抜けようとして身動きができなくなり、さらに渋滞を引き起こす事も日常の光景です。

カンボジアでは最近までバイクの運転に免許は不要でしたので、多くの運転手は交通法規を知りません。赤信号の交差点に飛び込んだり、逆送したりは日常的です。知人によると、特に地方から出稼ぎでバイクタクシーをしている運転手は要注意だそうです。

半分以上がヘルメットなしで走っているので死亡率も高く、死亡していると思われる事故を何度か見ました。

隣国のベトナムでは長年ヘルメットの着用が問題になっていましたが、最近になってようやく着用されるようになったようです。プノンペン市内でも数年前よりはヘルメットは増えています。

警察も色々と策を練っているようですが、大量の警官に新しい交通法規と罰則を教育するだけでも大変な作業で、思うに任せていないようです。

2009年4月8日水曜日

雷が原因で結婚

プノンペンで集中豪雨(スコール)になると市内の中心部ですら浸水するところが多くあり、すぐにくるぶしを超える深さになります。

もっとも、プノンペンの一帯はメコン川の砂地の上にあるような感じなので、浸水しても雨が止んで数時間もすると水は捌けてしまいます。

面白い事に、プノンペン北部が集中豪雨でも4キロほど南は路面が乾いている事があります。

土砂降りの北部を車で走っているときに、同乗していた知人が「南に数分走ると降っていないことが多い」と言いました。あり得ないと重いながら、実際に5分ほども走ると雨が降っていません。降っていないどころか路面が乾いています。

この経験をして以降、気をつけていると一年に一度か二度ぐらいの割合で経験しました。おそらくはそれ以上の割合でこのような事が起きているのだろうと思います。

集中豪雨となれば雷もたくさん鳴ります。どういう訳か、私の周囲には雷を怖がるカンボジア女性が多くいます。彼女たちは雷鳴を聞くと耳をふさいで「ポト ポト ポト・・・」と繰り返します。日本の「クワバラ桑原」と似たようなおまじないですが由来が分かりません。仏教に関連する神という説もあるようです。

この雷が原因で結婚した夫婦もいます(笑)

2009年4月6日月曜日

タッカェとチンチョ

タッカェとチンチョはトカゲ(ヤモリ?)の一種で、民家の近くに棲息していて、夜になると鳴き始めます。チンチョは体長20cm足らずの薄茶色の体でよく見かけますし、頻繁に鳴いているのを聞きます。どういう訳か我が家ではチンチョよりもタッカェが毎夜鳴いています。タッカェはその名の通り♪タッカェ♪と鳴きます。デジカメで録音してアップしようと思ったのですが・・・Blogger単独ではできず、他社の技術を使わないとダメなんですね。やむなく動画にしたらこれもはねられました・・・閑話休題・・・タッカェの姿を見たことがありませんが、話しによるとチンチョよりも大きいそうです。タッカェもチンチョも最初に鳴き声を聞いたときには鳥が鳴いているのかと思いました。まぁ、鳥の先祖は恐竜だという説もあるので全くの間違いではないでしょうが(苦笑)

Nokia 1200

以前にNokia E65の話を書きましたが、普段使い用にもう一つ携帯電話を購入しました。
購入したのはNokia 1200で白黒画面の物です。カラーや高精細の1208や1209もありますが、最も廉価で、修理部品も入手しやすそうで、安心して使えるという意味でこれを採用しました。前述のようにカンボジアでも高機能 多機能の物がありますが、壊れると修理できず、補償期間もない(または事実上ない)、盗難に遭いやすい、などなどろくな事がありません。

Nokiaの独自OSはシンプルでSMSメールの英文入力はやりやすく、短縮ダイヤルやタイマー、アラームなどの機能も付いていて十分な機能を持っています。しかし、マニュアルには極簡単な説明しか書かれておらず、ネットで使い方を探している状態です。

2009年4月5日日曜日

下痢

やられました。カンボジアに滞在する多くの日本人が経験する下痢で、ここ三日間ほどトイレとの往復です。比較的値段の高いピザ屋で生野菜のサラダを食べたのが敗因ではないかと疑っています。

果物などは安全だと言いますが、その果物を剝く包丁にバクテリアが付いていることもあります。果物もその場では食べずに自宅に持って帰って、表面をよく洗って安全な包丁で切った方が安心です。万が一、やられてもトイレを探すのに苦労することもありませんしね(笑)

まぁ、その点ではバナナは安心です。また、体験的にカンボジアのバナナを食べ始めるとトイレに行くのが楽しくなります。日本で売られているバナナはそのようなことはないのですが、カンボジアのバナナだとソレハそれは快便になります。カンボジアのバナナには黒いつぶつぶの種がたくさん入っていて、これが原因ではないかと疑っています。しかし、そのつぶつぶが歯に挟まるのには閉口します。

怪しい扇風機

怪しい扇風機を見つけました。
SANZYOこういうのには意外と日本の会社が絡んでいたりします(笑)

気温と湿度

プノンペン4月5日朝8時前の気温33℃湿度66%で、曇天です。二日前の3日午後三時は快晴で気温35度ながら湿度は50%でした。

以下の温度計と湿度計は4月4日と5日に撮影したものです。
四月四日 四月五日


この温度計と湿度計は日本で購入して使い始め、Phnom Penhにも持ってきています。簡易版とはいえ同じ温度計と湿度計を使って計測しているので、参考にはなります。

今のプノンペンは気温が高く湿度が低い乾期です。これが雨期になると気温が下がり湿度が上がりますが、東京や京都の梅雨のように湿度が90%を超えることはありません。

東南アジアというと高温多湿というイメージがあって外務省の以下のページの3.(4)項目にもカンボジアは高温多湿と書いています。

海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=4

しかし、プノンペンに関してはそのようなことはなく、私が滞在した二年間で最高湿度は75%でした。また、カンボジアの気象観測システム構築をしている専門家も75%を超えることはないと言っていました。

日陰で風があると何とか過ごせますが、風がないとクーラーのお世話になります。

Google Map Makerがみえない

Phnom PenhからアクセスするとGoogle Map MakerがLoadingのまま表示されなくなりました。通常のGoogle MapでPhnom Penhは表示されるのですが・・・。